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専家把脉動画の解剖 その2 (バックステップフォア/バックハンドの打ち方とステップ)






Di2


バドミントン打球・フットワーク・戦術技術基本を解説した中国では有名な「専家把脉(CCTV製作/专家把脉)」というのがある。元世界チャンピオンで中国バドミントン四天王の一人 趙剣華(ちょうけんか・赵剑华)とバドミントン名コーチ 肖傑(しょうけつ・肖杰)が順に、バドミントン愛好家に対してマンツーマン指導を行うという実践的な内容。


往々にしてバドミントンをやる上で皆悩むポイントは似ており、この解説動画を見るだけで格段の実力アップを図れる。これを利用しない手はない。。。のだが中国語(英語版もある)なので動画で感じ取るしかない。


当サイトではこれからこの動画の解説を行っていきたい。動画は30個ほどあり順番でもいいが、当サイトを利用する方のリクエストがあるのならそれを受け付ける。ぜひコメント欄にどうぞ。


icon 専家把脉02解説

さて今回は第2回目の動画解説を行う。


講師は元世界チャンピオンの趙剣華先生。悩める生徒は39歳バドミントン愛好家の王さん。もうすでに人生のなかでバドミントンとは切っても切れない中となっており、週に3,4回は打つという。


央视羽毛球专家把脉 02 正手后场三种击球步法 反手的发力


icon バックステップからのフォアハンドの打ち方とステップ

趙剣華が分析する生徒の弱点は、フォアサイドのバックライン際を攻められると返球処理の仕方があまくなること。これは動画第1部と同じ。

2:07ごろ
趙剣華もフォアサイド奥への対応のキーワードは

 「第1に 体をすばやくひねる」
 「第2に 右足を引く」

である。その後球をみて、可能な限りジャンプして高い打点で打ち返すこと。そうすることで攻撃性のある返球が可能だ。もしジャンプできなければさらにもう一歩ステップを増すこと。ただしこの場合はすでに球が低いため攻めはできない。ドロップかクリアに限られる。

4:05ごろ
生徒の訓練が始まる。最初はジャンプ後の打球タイミングと、ジャンプをしない2ステップのタイミングがわからず戸惑っている様子。趙剣華の指導により徐々にそのタイミングをつかみつつある。また打球したら踏み込んだ右足で地面を蹴りホームポジションへ戻る初動を指導する。生徒もその動作に感触を得たと言っている。


8:00ごろ
もうひとつダメだしを受ける生徒。 フォア打球時に後ろの右足と前の左足が小ジャンプ中に入れ替わる基本はできているものの、着地する左足の踏ん張りが足らず、その場に座り込んでいる形になっている。これでは次への動作が大幅に遅れる。ここでのポイントは左足着地時になるべくまっすぐ足が着地するよう心がけること。(この動作はアキレスに負担がかかりやすいので準備体操をよくすること!!)
そのような着地ができれば力学的に体前に戻る、この力を利用してホームポジションに戻ることが大事だ。これはバドミントン全般にいえることである。下記の連続画像を参考にしてステップ練習をしてみるといい。

00tuibu
趙剣華のフォアバックステップフットワーク、なお右打ちになるよう修正した


01zhengshou
趙剣華のフォアハンドクリアフォーム


05zhengshou
趙剣華のフォアハンドクリアフォーム2


02lindan
リンダンの通常バックステップ


04lindan
リンダンのチャイニーズステップ (利き足の初動がシャトルと反対でバランスをわざと崩しながらその後ろに倒れる力を利用し落下点に入る)


icon バックハンドの打ち方


生徒の次の悩みはやはりバックハンド。バドミントンプレーヤーなら必ず憧れる華麗に流れるフォームから繰り出されるバックハンドである。しかし趙剣華は「できればバックハンドは使うな、なぜならフォアに比べ相手への脅威がない。なるべくフォアで処理したい」 という。


趙剣華はバックハンドを使う場合の注意点を以下のように挙げている。

 1. 打球点が体より後方にならないようにする。
 2. 打球の力が分散しないようにする。

1はプロでもクリアは難しいため、必ずステップでシャトル落下点につめ、頭上または体横で打つことを心がけたい。2は打球瞬間の爆発力を意識し、力まないことが大事。往々にしてあるのが、下記のような打ち方。


06fanshoung
腕の外旋回だけで打つのはNG


このような打ち方は テイクバック⇒打球⇒振り下ろし まで一貫して一定の力量となり力が分散しているのは言うまでもない。テイクバック時はゆるやかな腕の内旋回、打球時に爆発的な手首の外旋回がバックハンドの基本である。女性で力がなくとも、内旋回と外旋回のフォームだけで十分バックハンドクリアは可能だ。


10:55ごろ
指導を受けた後、なんとなく形になってきた。この回ではバックハンド時のステップ指導がないのだが、これはいずれ。バックハンドはバドミントン特有の相手に背を向けて打球する打ち方。当然ラケットワーク+フットワークが伴って初めてできるのである。これだけは下記の連続画像をみてプロの技術を盗むしかない。


06fanshou
趙剣華のバックハンド


07fanshou
肖傑のバックハンド


08fanshou
趙剣華のバックハンド2


09lindan
リンダンのバックハンド


10taufik
タウフィックヒダヤットのバックハンド。彼のテイクバックは非常に美しく、体の中でラケットが円を描いている。そして手首の外旋回は強烈である。


バックハンドは一朝一夕でできるようなものではなく、コート外での素振りで動作を緻密に確認し、シャトルが飛んでいく原理をつかむしか方法がない。練習時は力んではいけない。


以上。


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