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専家把脉動画の解剖 (15)(全方位のフットワーク入門/ホームポジションでの構え方)






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icon 専家把脉15解説

さて今回は第15回目の動画解説を行う。


央视羽毛球专家把脉 15 全场步法 后场球的手腕作用


コーチは肖傑先生。今回悩める生徒は雲南省出身、バド暦4年の寇(こう)さん。これまで体系的にレッスンを受けたことはないものの、何人かのコーチに教えを受けていた。


今回も先に生徒のプレースタイルをじっくり観察して分析する肖傑先生(1:00ごろ)。生徒のコート上のフットワークが速いことをあげつつも、無駄な動きが多く体力消耗が激しいことを指摘する。「経済的」ではないという言葉が出た。下半身のパワーがありはするものの、一つ一つの動作に余計なものが多い。これはこの生徒だけでなく、一般的なアマチュア選手(特に男子)に多い。それでは1日に何度もある試合で力を最後まで温存させて勝ち上がることは難しい。ぜひ今回の動画を参考に今一度フットワークを見直したい。

01xuesheng


さらに生徒のグリップの握り方がきつすぎることを指摘(1:51ごろ)。これではフォア・バックのドロップショットを打つ上で大きい制限を受けることになる。(2:03頃の場面で、ドロップを腕全体でストロークしており、手首のコントロールで方向を決めれない、さらに相手にドロップを打つことがバレる)


さらに構え方(ホームポジションでのたち方)にも問題ありと指摘。構える足が間違っており、バック奥を攻められるとすぐに苦しい姿勢を強いられる欠点がある。(2:06ごろ)


02xuesheng


3点の欠点で思い当たるかたは早急に矯正する必要がある。それでは時間をかけても上達は見込めない。


さてそれでは肖傑先生のレッスン内容を見ていこう。


icon ホームポジションでの構え方

2:30頃

基本的な構え方は右利きであれば、右足が左足より若干前に来るべきである。そうする理由はホームポジションから4方向に対して移動しやすいためであると肖傑先生は言う。生徒のように右足を下げた構え方はこの時点で右奥をのぞく3方向を放棄しているに等しい。たとえばもしその状態でバック奥側のドリブンが来たらどんな選手でも身を翻すことはできない。


Zhancuo
× 左足前

Zhanfa
○ 右足若干前


ただし明らかにフォアにしかこないと予測できる場合は左足前で構えることも知っておこう。


右足を若干前に置いた状態で、フォア奥・バック奥側へのステップを考える(5:02頃)。まず第1に右足で地面を軽く押し、その反動をもとに左足を軸に体全体を回転させる。その後腕を上げラケットのテイクバックの初動を作っていく。


05bufa


注意したいのは、左足を軸に回転するとき、右足を大きく踏み出してはいけない。あくまで右足第1歩目は方向転換と、2ステップ目の準備である。1ステップ目が大きいとステップ目はさらに大きくする必要がある。基本は1歩目は小さく、2歩目が大きい。


さらに大事なのは相手の打球瞬間に、細かいステップをその場で踏むことである。これはバドミントンが基本的に相手の打球を見てからステップを開始する受身のスポーツであり、細かいステップをいれることで初動をよりスムーズに行うためである。下の連続画像を参考にしてほしい。インドネシア選手でアテネオリンピックチャンピオンのタウフィック・ヒダヤットのステップである。クリア後、相手スマッシュの瞬間に足を広げ小ステップをし、返しにくいスマッシュをうまく避けながら返しているのがわかる。


04taufik


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icon 6方向へのフットワーク

肖傑先生は生徒に、ホームポジションを中心にして円を3つ描き、それぞれがステップ数に対応していることを教える(7:27頃)。一番小さい円が1ステップ、2番目が2ステップ、一番大きい円が3ステップ動作となる。3パターンでどれも初動の足が違い、これを体で覚えなければフットワークが身につかない。しかし逆に言えば3パターンを覚えてしまえば、だいぶ楽になるともいえる。

Yuan


まず1ステップの移動フットワークを見ていこう(7:58頃)。

08bufabig


つづいて2ステップのフットワーク(8:25頃)。これは動画を見ていただきたい。(連続画像が大きすぎるため省略)これも基本は1ステップ目は小さく、2ステップ目で大きい。開始する足と、2ステップ目で踏む足、そしてその角度、ホームポジションに戻る際の後ろ足を体の下に持ってきて両足で戻ること、さらに進んできたステップ通りに戻ることを注意して見てみよう。決して踏み込んだ足だけで戻ってはだめである。負担が大きい。


つづいて3ステップのフットワーク(10:32頃)。これも動画を見ていただきたい。少々ややこしく肖傑先生も自信なさげだが、よく分析してみよう。なお左右の移動に3ステップは必要がない(先にラインオーバーする)。


06peter


さてここまでで3パターンのフットワークをみてきたが、これを練習するためにコート上にガムテープで6方向の線をひいた。練習時にこの線をまっすぐトレースするように注意しよう。必ず最短距離を移動する必要があり、曲がっていくことは論外である。しかし以外と人間はまっすぐ進まない。コート内でも、公園でも好きな場所で目印線を用意して3パターンのフットワークを身に着けてたい。

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以上。


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