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もっと楽しくなるダブルス入門(サーブ/プッシュの方法)連続写真で解説






icon 専家把脉24解説

さて今回は第24回目の動画解説を行う。今回はダブルスだ。


CCTVバドミントン専家把脉 24 バックハンドサーブ/プッシュ技術


今回の講師は肖傑先生のダブルス講習。迷える子羊たちは劉さんと唐さん。いつものように生徒たちのプレーの様子を分析する肖傑先生(0:24)。


見終わった後、肖傑先生は以下のような問題点を指摘。

プレーが長く続かない、どれも3回程度で終わってしまう

その原因はサーブとレシーブにあるという。サーブ・レシーブの品質が悪く、相手に高い打点から圧力をかけられ終始ゲームを支配される。肖傑先生は

サーブ&レシーブを制するものはゲームを制する

と肖傑生成は言う。ダブルスはシングルスに比べラリー間隔が短い。さらに一人あたりのコート面積は狭いことから、短いドライブの応酬になりやすい。そのためもしサーブ・レシーブの品質が悪いと終始動かされ、ラリーが続かず負けてしまったのだと言う。


<1:26頃>
そこでまず二人にサービスの方法を教える。


icon バックハンドによるショートサーブ


ダブルスは通常バックハンドによるサーブが多用される。コツとしてはグリップを上のほう(ラケットを短く)を握ること。そのとき親指と人差し指の中に空洞を作るくらい軽く握るといいと言ってる。ラケットを短く握ることによって、長く持つときよりラケットの動作を細かくコントロールしやすい利点のほかに、サーブの打点が自然と腰の高さになるため打ちやすくなる。

Wopai
やわらかく握ることでリラックスして振れる。


06faqiu
高い打点から押し出すようにするサーブ
身長が低くても爪先立ちで背伸びしよう


(2:05ごろ)
立ち方は右足を前にして、重心を前のめりにする。後ろ足は自然に地面につく感じ。たとえて言うならアース線か? トスする左手は打点(腰前)で羽を人差し指・中指と親指でつまむように持つ。ラケットの面もシャトルコルク部に接するように構え、一呼吸。その後わずかなテイクバックとともに左手を離しトス、コルク部がしっかり面のスイートスポットにあたるように小さく振る。振るときのコツは親指で静かに送り出すこと。振り方は腕でなく、手首をひねる。

01faduanqiu


肖傑先生のサーブ写真はシャトルをカットして送り出している。動画中でもマッチをこする動作のようにと表現している。ただしカットが絶対正しいわけではない。シャトルの中心軸線とラケットの垂線の角度には個性や好みが入る余地があり、その辺は何万回と練習して研究してほしい。

(プロの試合を見るとカットサーブをする選手はいないよう。これは空気抵抗による減速が著しいため、なるべく速いサーブをするためだろう) 


今回は話さなかったが、サーブ時に相手をじらすようドS級にタメを作るのも効果的だ。

02faduanqiu2


icon サービス最高点と着地点

サーブしたシャトルの軌道の注意点は最高点と着地点である。最高点はネットを越える付近が望ましい。そして着地点はライン上、もしくは相手の足元である。なおネットを越えてもさらに上昇していく球は相手の絶好球である。初心者であればネットを大きく越えてもいいが、なるべく最高点だけはネット上になるよう心がけるといい。

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最高点が相手側コートのミスショット。高い打点から鋭角にプッシュされ動かされている。


サービス時にレシーバーの立ち居地がライン際にぎりぎりつめている場合、サーバーは圧力を感じることがある。しかしそんな場合でも緊張する必要はない。あくまでも軌道の最高点と着地点にだけ意識すればいい。常に相手に低い打点を強いる意識をもってサーブをしよう。相手がつめてプッシュしてきても打点がネットより下であれば打球は自然と上がる。そこを叩け!

かなり難しい要求であるが練習あるのみ!


icon ロングサービスの方法

(4:17ごろ)
ショートサービスのフォームが安定してきたら今度は同じフォームからロングサービスを打ってみよう。ロングサービスはショート時と同様に構え、打球の瞬間に先ほど空洞を空けた手をぎゅっと力を収束させる。やはりここでも親指で押し出す。ただし面を気持ち上に向けないと低く速い弾道サーブになり相手にスマッシュもしくはラインオーバーになってしまう。

03fahouqiu


04fahouqiu


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icon ダブルスのレシーブ方法

(5:37ごろ)
これまでにサーブ法を説明してきたが、つづいてレシーブの講習が始まる。サーブ説明のときにいくつかの注意点を見ればわかるが、レシーブは注意点を逆についてやればいい。具体的にはショート時にはなるべく高い打点(ネットより高い位置)でプッシュする。その意識でレシーブ準備をする。


まずは構え方。シングルス時のレシーブと違い、ダブルスレシーブはサーブからレシーブまでの距離が必然的に短い。そのためその速さに反応するために腕を高くあげ、いつでも頭上のハエをびしっと叩けるように待つ。

Receiver
左手も右手と同じ位置にあげる。これは体のバランスを保つためだ。


立ち方は左足を前、右足は後ろだ。重心は左足に乗せ何十秒でも待てるようしっかりバランスを保つ。ショートでもロングでも直ちに地面を蹴って飛びつけるよう、コート外で練習してみよう。そして大事なのが「視線」。待ち受けるとき相手のラケット面をみてロングかショートかを判断する。サーバーがドSならレシーバーはドMに徹する。相手が何十秒とタメをつくってもレシーバーは瞬きせず待つ。

07faqiu


ショートサービスと判断した場合


(6:39ごろ)

シャトルを最高点で鋭角に叩きつける意識で動く。そこで大事なのが後ろに置いた右足。右足で地面を蹴り一気にネットにつめる。そのときの連続写真が下。

13deng


そして球に飛びつくと同時に腕を球のほうに伸ばし高い打点で叩く。

08jiefa


ショートサービスのレシーブで一番やってはいけないのは動かずに足元でロブをあげること。これでは相手にトスを上げると同じ。初心者でも上記の動作を覚えれば十分上級者にプレッシャーをかけることが可能だ。


また困ったときの保険レシーブとして肖傑先生は2つの返球法を教える。(12:50ごろ)
1つは中心線に沿って打つこと。これはサイドラインを越えることもなく緊急避難用と捉えよう。重ければ重いほどいい。

そしてもう1つは前でも奥でもない中心に落とすいやらしいレシーブである。下の連続写真を見てほしい

15bobanchang
落とすポイントは前の選手と後ろの選手から均等に遠いところ。ここは前衛後衛のどちらが返すか判断に困るポイントで、一瞬足を止めさせることが可能。特に相手が初めての組み合わせの場合もっとも効力を発揮する。これも覚えておきたい。


プッシュの打ち方

(7:37ごろ)
プッシュのテイクバックは小さくていい。そしてプッシュ時に打ちたい方向に面を向けるわけだが、プッシュぎりぎりの瞬間まで相手にどこに打つか判らせないことが大事だ。プッシュの瞬間手首をまわしリバース気味で押し出すと右奥へ、変化させなければ左奥へ攻撃できる。これだけでも相手の足を止めることができ、大きく動かせることが可能だ。ぜひ覚えたい技術だ。


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プッシュの方向


基本は角奥を狙う。一番効果的なのは相手のバック側である。低ければ低いほど相手の弱点だ。テイクバックなしでバックハンドを打てるのは上級者のみ、通常はここで勝負ありだ。

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万が一サーブの品質が高く、ネット下でレシーブを余儀なくされたとしても高いロブは極力せずヘアピンもしくはドライブに切り替えよう。ただしサーバーの位置に注意しよう。当然ブロックを狙っている。そんな場合のみロブを打ってスマッシュ防御の陣形に回ろう。


icon レシーブの立ち居地の考察

9:43ごろ

肖傑先生のレシーブ時の立ち居地に対する研究はとても深い。左コート時と右コート時では立ち居地が異なるのだ。右利きの選手にとって左コートでレシーブをする場合、バック手前に落ちる球はフォローが難しい。そのため若干センターラインから離れる。しかし右コート時にはセンターラインに近づく。これはロングサービスでバック奥を狙われるときでも対処するためだ。決してバックハンドで対応してはいけない。さらにフォア奥でも対角線への軌道は必ず頭上を通るため楽に下がって対処が可能という理由もある。

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肖傑先生が示す先はもっとも狙われたら怖い場所


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センターラインによれば突然のドライブサーブでも頭上で対応可能だ


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先生が示すフォア奥へのサーブは必ず自分の頭上を通る。だから怖くないのだという。


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右コートレシーブ時のフォア奥対処 可能な限り一足飛びでスマッシュを打ちたい。2ステップではクリアしかできない。


以上


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