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2014年9月の記事

【連続画像】うまくなるためにミスから学ぶバドミントン


世界選手権男子シングルス決勝を前記事で紹介しましたが、今回は趣をかえて、その試合でリーチョンウェイが犯したミスの連続画像を掲載していきます。題して「ミスから学ぶバドミントン」です。


マウスを画像に合わせると拡大できます。


それではスタート!



チェンロン(青)のドライブプレッシャーがリーチョンウェイ(赤)のイージーミスを誘った。

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スマッシュをネット際に甘く高めにレシーブされたリー(赤)、ネットストップに入るも若干遅かっため、チェンロン(青)の足を止めるフェイントもかけられないまま、フォア奥にプッシュロブをあげてアウト

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ループ画像のように、同じフォア手前に揺さぶられるリー(赤)。フォア奥から、チェンロン(青)の速いクロスクリアを打つが高度が足りず、速く高い打点からフォア手前に落とされ自滅

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チェンロン(青)のドロップをネットで返すリー(赤)、チェンの緩急にネットコントロールを微妙に狂わされた。軽いスマッシュと速いスマッシュをネット前で落とすコントロールと同様なかなか厄介だけど、ミスすると地味にへこむ

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チェンロン(青)の点殺気味のライン際カットに判断を迷い、中途半端なレシーブをあげていまったリー(赤)、チェンの面をプッシュ瞬間にラケット面を翻され反応できず失点。おそらくボディにくると予想していたのだろう。チェンのうまさも目立つ

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リー(赤)の立つ位置に注目。かなり前よりに張っているのがわかる。そこにチェンロン(青)の速いカットが飛んできて、プッシュをネットにかける。

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終盤にサーブから2打目で失点を犯すリー(赤)。チェンロン(青)のきわどいロブをクロスステップで処理し、ネットにかけた。この試合かなりの迷いか焦りを感じたのが印象的

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早い打点でチェンロン(青)のオープンスペースを軽くいなすリー(赤)だが、打球は大きくそれた。

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リー(赤)の18番ネットクロスも高度不足。

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チェンロン(青)がはなつフォア奥からのドライブに、小幅なサイドステップで反応するリー(赤)。上体が安定せずネットにかかるイージーミス

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フォア奥へのロブにチャンスとばかりに飛びつくリー(赤)。高い打点からはなつカットスマッシュもわずかにアウト。

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チェンロン(青)のゲームポイント。ネットにネットで返すせめぎあいを制したチェンが1ゲームを先取した。

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超人的なスマッシュレシーブをみせるチェンロン(青)。レシーブが浮いたシャトルをプッシュするリー(赤)だが、チェンのホームポジションに戻る自然な方向に打ってしまい、軽くあわされ失点。打点もプッシュを狙う高さがないため、自滅行為とも言える。

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攻めていたつもりが逆に攻められるリー(赤)。チェンロン(青)のスマッシュレシーブをネット処理するつもりが、チェンに張られ、プッシュ。リーのラケットに注目するとすでに下で処理することがチェンにとって明らかであった。プッシュに見せかけチェンの足を止めるべき場面だったはず。フェイントによるロブの切り替えも長身のチェンには厳しい

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リー(赤)の防御をくずすチェンロン(青)のプレッシャー。3球目であげてしまい、右に張るも足元にスマッシュを沈められる。

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ネット際のテクニックが一流でも相手に張られれば、この距離でプッシュが決められるという場面。チェンロン(青)の一足飛びはぜひ真似をしたい。

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チェンロン(青)のクロスネットにスピンネットをかけるリー(赤)だが、ネットはかなり遠かった。すでにチェンロン(青)も反応しており、リスクをとるにはあまりリターンがない。

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ネット際を張るチェンロン(青)にロブをあげるリー(赤)。今度はリーがネットを張るがその予想は破られ、逆を突かれる。体勢を崩され失点。張ってもリカバリーの余地を残すチェンに対して、リーの張りに異変を感じる。

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ゲーム終盤に痛恨のレシーブミスを犯すリー(赤)。集中した場面でこのようなミスは珍しい

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チェンロン(青)クロスカットをネットで返そうとするリー(赤)だが、イージーミス

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チェンロン(青)のバックハンドカットを張り、ネットに落とすリー(赤)。かろうじて拾ったチェンのシャトルをバックハンドプッシュするもバック、サイドラインもアウトするミス。ロブを予期していたとしてもステップが多かった。

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サイドバックでのロブで芯にあてられず、力なくラインを逸れるシャトル。これでチャンピオンポイントはチェンロン(青)に

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チャンピオンポイントで絶妙なネット際においてくるチェンロン(青)。シャトルはネットインし、リー(赤)はバーティカルリミットに挑む。ネットを超えることに成功するが、そこにはチェンが待ち構える。ネット際の鍔迫り合いを制したチェンが初の世界選手権チャンピオンに!

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ミスシーンは以上で、ここからはおまけです。


チェンロン(青)の低空バック奥からのリカバリーのシーン。

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リー(赤)のクロスカットからフォア奥一足飛びによるジャンピングスマッシュ。クロスカットから一足飛びで対応することでテンポよく攻撃リズムを作れる。パタン練習にぜひ取り入れたいシングルス攻撃パタンだ。

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シングルスのショートサーブレシーブ。サーバーは受け身であることを改めて思い知らされるリー(赤)の華麗なフェイント。

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リー(赤)のサービスレシーブその2

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以上です。


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デンマークの首都コペンハーゲンで、8月25日から31日までの日程で開催された開催されたバドミントン世界選手権。近年世界ランク1位を指定席のように座り続けてきたマレーシアの英雄リー・チョンウェイ。しかしバドミントン大会の中で、2大ビッグタイトルの世界選手権、そしてオリンピックで彼はまだそのタイトルを手にしたことはない。世界選手権前大会(2013年)、前々大会(2011年)では惜しくも準優勝、2度の決勝の大舞台で苦杯を味わった相手リンダンも今回はいない。今年で8回目の出場、悲願の世界選手権チャンピオンを狙う。


決勝であたる相手は、世界ランク2位の中国選手チェンロン。これまでの対戦成績は9対8で、今年の全英オープンとインドオープンではチェンロンを破っている。いつものリー・チョンウェイのパフォーマンスをもってすれば、獲れない試合ではなかった。しかし試合が始まると、いつもの彼とは違う姿がそこにあった。


試合中、終始チェンロンに点差をあけられては、追いつきを繰り返すが、リードをとることはなかった。驚異的な防御力でリーの攻撃をかわすチェンに対して、ゲームの主導権をとれない焦りかミスが目立ったリー。


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結果は19-21、19-21の0-2でストレート負け。


無冠の王はその汚名を返上することなく、うなだれたまま、またあの2と書かれた表彰台に立った。


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試合後、落胆の表情を隠せないリーは、「決勝での戦いぶりは自分自身とてもがっかりしている。ファンも失望させてしまって申し訳ないと思っている。この大会なんとしてもチャンピオンをとりたかった。なんでもないミスを何度も犯してしまった。太ももの怪我の影響はなかったものの、本大会決勝までも攻撃的な自分のスタイルを出せずにいた。そのことが決勝で全力を出してはいたものの肝心な場面で消極的になってしまっていた。チェンロンはすべての攻撃を防ぎ、どんなに振り回しても喰らいてきた。」


今年32歳、選手寿命はすでにピークを迎えても、まだ戦い続けるリーチョンウェイはこう語る。


「これからアジア大会、そして2016年のリオ五輪を目標に準備していく。(体力的にも)来年から試合数を減らしていかなければならないだろう。そして選手を続ける限り世界チャンピオンを狙っていく。」


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たとえ無冠の王でも、選手としてそして人間としての魅力に多くのファンが魅了されている。私もその一人である。今後もリー・チョンウェイを応援していきたい。



2014 BWF World Championships - Lee Chong Wei vs Chen Long




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