スポーツ

世界チャンピオンが送るバドミントンレッスンCM第1弾(サーブの打ち方/汪鑫)・・・FedEx






中国国家バドミントンチームのスポンサーであるFedExが、バドミントン愛好家に送るレッスン動画を紹介する。世界チャンピオンがバドミントンの基礎技術を短い時間ながら内容濃く教えてくれる。


実際、どのようなCMかは下記の動画を再生してご覧ください。



トレーニングに励む世界チャンピオン汪鑫(中国、ワン・シン)。
Vlcsnap2011120821h03m54s52


そこに一人のFedEx配達人からある小包が届く。
Vlcsnap2011120820h50m26s160

メッセージカードには 「正確なサーブの方法を教えてください」。
Vlcsnap2011120820h50m34s244


それに答える形でサーブの基本や注意点を話すワン・シン
Vlcsnap2011120820h50m53s178


構えの足の角度
Vlcsnap2011120820h51m32s51_2


半身(利き腕と逆肩を前)になって顔は相手のほうへ。足は肩幅くらいに広げる。
Vlcsnap2011120820h51m33s62_2


打つ前によく相手の呼吸を見る。焦って急いで打ってはだめ
Vlcsnap2011120820h51m47s209


フォアサーブ時のシャトルの持ち方は鉛筆を持つように
Vlcsnap2011120820h51m49s225


握り方で重要なのは支点である小指(第1関節より先)と手のひら下部でラケット下、そして人差し指第1関節と第2関節間の指でしっかりホールド。その他の指は添えるだけ。この2点は打球時にラケットが跳ね返されないための基本の形
Vlcsnap2011120820h51m50s237


グリップの位置は腰と同じ高さ(ここは個性の入る余地はある)
Vlcsnap2011120820h51m52s251


テイクバック⇒打球⇒フォロースルー の一連の動作が途切れないことが大事。なめらかにそして打つ瞬間は手首のスナップを十分に効かす。この瞬間だけグリップを強く握り締める。
Srv


狙いは4つの隅
Vlcsnap2011120820h52m23s55


ショートでもロングでも同じ動作から、相手に予測させない
Vlcsnap2011120821h35m28s30


ナイスショット! 見事FedExの箱にIN
Vlcsnap2011120821h36m51s108


中国国家チームコーチのリー・ヨンボ(李永波)からもアドバイスが!
Vlcsnap2011120820h52m33s157


次回は誰が出るか乞うご期待!
Vlcsnap2011120820h52m52s87


FedEx!
Vlcsnap2011120820h53m16s73


以上。

Youtubeに字幕を入れる方法がわかったら、今度しっかり翻訳します。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ 【専家把脉25】ダブルスで重要な3つの意識 ドライブ/サーブ/攻守の転換

◇ 【グリップ再考】リンダン、タウフィック、リーチョンウェイたちプロの握り方を見る


鮑春来(バオチュンライ)国際試合から引退表明。その後はなんと芸能活動!






Baochunlai


やや旧聞だが、バドミントン界から偉大なる選手がまた一人去っていったことをご存知だろうか? 中国のバドミントン王子、鮑春来(バオチュンライ Bao Chunlai)だ。


今年9月21日、世界バドミントン連盟は公式サイトにて中国選手バオチュンライ(28歳)が世界バドミントン連盟から脱退したことを表明したことを発表した。これは今後の国際試合不出場を意味する。


バオチュンライはリンダンと同じ1983年生まれで、中国では男子シングルスの双子座と評されていた。バオはその身長の高さ、繊細な技術、絶妙なタッチに定評があり、リンダンと並ぶレフティで国内外で数多くのタイトルを獲得してきた。またあまいルックスからバドミントンに興味のない女性ファンも多く獲得し、まさしくバドミントン界の王子様だった。


1999年から中国国家チームに所属し、その翌年には世界ジュニアワールドカップでいきなり優勝を果たし、華々しいスタートを切った。2001年には国際バドミントン連盟主催の大会 デンマークオープンでデビュー、またしても優勝し、世界中に彼の名をとどろかせた。このときまだ18歳。


しかし膝への負担がかかる競技ともあって、故障が絶えなかった。2011年8月のワールドカップでは長年指定席であった中国枠から初めてはずれた。(チームメート杜鵬宇(ドゥベンユー)が出場)


それでもバオはロンドン五輪出場をあきらめていなかった。国内大会には出場を続けてきたものの、先週行われた中国マスターズでは怪我により1回戦の試合前に棄権。その後常州に現れ、コーチ李永波(リーヨンボ)の49歳誕生日に参加した。


多くの現役選手がロンドン五輪を最終目標としてトレーニングするなか、ひっそりと去った王子 バオチュンライ。


バオは「膝の故障で自分の状態をずたずたに壊されたことは、私の最大のミスだ。傷ついた膝で試合にでるのは習慣となっていた。長年私に暖かい応援をくれたファンや友人たちならびにサポーターに感謝したい。今後も努力を続け、自らの夢を追いかけていきたい。」と語った。


ちなみにバオチュンライ、今後は芸能活動やモデルで中国バドミントン界の発展に尽力するようで、雑誌やテレビへの露出が増えている様子。もし当ブログを見ている方でバオファンがいれば下記リンクからモデル写真を多数掲載しているページに飛べます。



リンダン・バオチュンライのエキシビジョンマッチ in USA


Link 関連記事を読む

◇ バオチュンライのモデル写真

◇ 世界バドミントンスーパーシリーズ・チャイナオープン男子シングルス決勝はチェンロンが鮑春来を大逆転で降し初の栄冠


バドミントン中国オープン男子シングルス決勝は王者リンダンVS小リンダン






Lianggeren


2011年バドミントンスーパーシリーズ、チャイナオープンが27日幕を下ろした。男子シングルス決勝は中国対決、長年中国バドミントン界を背負ってきた林丹(リン・ダン)と、ルーキー諶龍(チェン・ロン)の対戦となった。


チェン・ロンといえば、今月のバドミントンマガジンでも彼の活躍ぶりを紹介する記事が大きく取り上げられており、今一番のホットな選手だ。スーパーシリーズ9月以降の試合では3回決勝に進出し、チャイナマスターズでは先輩 陳金(チェン・ジン)を、ジャパンオープン、デンマークオープンでは世界ランク1位の李宗偉(リー・チョンウェイ)を2度も決勝の舞台で退けて優勝を飾っている。



Badminton MAGAZINE (バドミントン・マガジン) 2011年 12月号...

ジャパンオープンでチェンロンはリンダンの棄権により、勝ちを譲られる形で決勝に進み、リー戦に手負いなく挑んだ。自分の優勝がリンダンの親心とも思われる棄権(実際どうだったかは不明だが)から獲得したものだったなら、チェンロンのリンダンに対する思いは、このチャイナオープンの試合からわかるだろう。


以下試合の様子。(試合の動画はページ下リンク集からどうぞ)


1ゲーム目、試合開始後チェンが2点先制する。190cm近くの長身チェンロンの高い打点から繰り出される点殺、そして不意を付く軽殺(どちらもスマッシュのアレンジ リンダンの十八番)にリンダンはいつものスロースタートを切らせてもらえない。チェンロンに付き合う形でゲームを進め、3-3以降一度もチェンにリードを渡すことなく21-17で1ゲームを取る。ただいつもと様子が違う二人、なんでもない返球のミスが相次ぐ。「消極的」と解説者が釘を刺す。


2ゲーム目、8-8まで均衡を保つも、どうも攻めあぐねるチェンロン。2つのクリアがラインを超え、せっかくの攻撃チャンスでドロップに切り替えリンダンに拾われる。同様にリンダンも精細を欠くプレーが目立つ。なんでもないクロスドロップを何度か見逃す。観客もなぜか「中国加油(がんばれ)」と声をあげる(当然コートの二人はともに中国人)。


中盤リンダンが一気に攻勢をかける。チェンロンのミスもあり一気に19-14。しかしチェンロンも吹っ切れたのか絶妙なコントロールを連発し、巻き返す。20-18、リンダンが1度目のゴールドメダルポイントをとる。しかしあと1点が遠く焦りの色が顔をよぎる。20-20チェンロンセッティングに持ち込むことに成功する。


両者このゲーム中一番の集中を発揮する。高いレベルの選手同士では無理な攻撃は一転カウンターとなって返ってくる。丁寧に4隅を狙いつなぎ、チャンスを狙う両者。


21(林)-20(諶)

21-21

22-21

リンダン、要求の高いネットをミス

22-22

23-22

クロススマッシュであまく返ったレシーブをたたきつけるチェンロン

23-23

24-23

リーを髣髴とさせる防御力でリンダンを焦らすチェンロン。リンダンの放った渾身のスマッシュはダブルスのラインもオーバー。

24-24

チェンロンここに来て痛恨のクリアオーバー

25-24

何度目のゴールドメダルポイントだったか、最後まで粘るチェンロンだが最後はリンダンのスマッシュでゲームセット。


以上。 

今回もリンダンに後一歩というところで、敗退を帰したチェンロンだが、来年のロンドン五輪での活躍に期待したい。加油小林丹!!


Link 関連記事を読む

◇ チャイオープン男子シングルス決勝の動画

◇ 【動画】 バドミントン世界選手権2011 男子シングルス決勝 リンダンVSリーチョンウェイ

◇ 世界バドミントンスーパーシリーズ・チャイナオープン男子シングルス決勝はチェンロンが鮑春来を大逆転で降し初の栄冠


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

バドミントンMV - God of Badminton@Youtube






God of Badminton (バドミントンの神様) というタイトルのYoutube動画をみつけ、つい見入ってしまった。この動画、リンダン(中国名:林丹)のスーパープレーをつなぎ合わせた15分のクリップなのだが、音楽のセレクトといい非常によくできている。バドミントンファンなら時間を忘れて見入ってしまうこと間違いなし。お勧めです。



なお、ビデオクリップ中の曲名は下記のとおり
1. 映画「INSEPTION」の導入曲?(ハンス・ジマー)
2. requiem for a tower (ロードオブザリングの同じく導入曲)
3. 映画「アバター」のミックス


    


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ 【グリップ再考】リンダン、タウフィック、リーチョンウェイたちプロの握り方を見る

◇ 【動画】広州アジア大会バドミントン男子シングル決勝 リンダンVSリーチョンウェイの世界トップレベル白熱した攻防


【グリップ再考】リンダン、タウフィック、リーチョンウェイたちプロの握り方を見る






Zhao_jie


impact 「バドミントンラケットの握り方・握り替えの必要性について」 はこちら


何気なくテレビを見ていた「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」で、面白い実験をやっていた。それはボールペンを手のひらで握る方法を4パタンにわけ、どの握りのときに体幹パワーがみなぎるかというもの。自分に適した握りを把握することでパワー出力に違いがでることに驚いた。


嘘か真かは定かではないものの、自分に適したグリップを把握することはグリップする競技(野球、自転車、卓球、ゴルフそしてバドミントン・・・)をプレーする上で重要なことは言うまでもない。所さんテレビの4パタンは調べてみると「パワーライン」という概念があるようだ。パワーラインに関しては下記の2ページを紹介しておくとし、今日はバドミントンの重要なテーマ、グリップについて考えていきたい。


まずはいつものとおりプロのグリップを拝見。なるべく親指、人差し指、小指の三支点が明確な写真をチョイスした。


Lee_clear
リーチョンウェイ打球の瞬間。おそらくフォア奥で体より後ろ目で打つことを強いられた場面。バックラインからのクリアなので、かなりの握力で握っていることが手首の筋からわかる。親指第一関節と人差し指第二関節の側面をグリップに密着させており、この部分の皮は相当厚いはずだ。


Lee_jie
リーのレシーブ時のかまえ。同じく人差し指第二関節側面、親指さらに左手を添えてラケットを安定させ相手のサーブを待ち構える。当然最下の支点である小指もしっかり握っているはずだ。


Lin_fan
FedExユニホームのリンダン。バックハンド(おそらくレシーブ)。特徴的人差し指の伸ばし方。おそらく一時的なもの。あまり参考にできないが載せておく。


Lin_jie
最近のリンダンのバックハンド(プッシュかレシーブ)。人差し指の離れは穏やかに。親指のサムアップをしている様子はこの角度から見えないが、しっかり行っているはず。


Lin_sha
リンダンのスマッシュテイクバック。親指第一関節は側面で固定し、人差し指からかかる力を受けとめる。テイクバック時はほどよい力加減で、打球瞬間一気に力をこめる。


Lin_zheng
リンダンのスマッシュテイクバック。上と大体同じだが、グリップが太いためか中指薬指がグリップに対して直角ぎみ。


Ta_fan
タウフィック・ヒダヤットのサイドバックハンド。握りを再現してみるとわかるとおり、テイクバック時は面は寝ているはず。人差し指第二関節あたりでホールドし、面を寝かせ、打球時に回外させる。その際、ラケットがぶれないよう親指でサムアップ。
なおサムアップは持論だが、親指第一関節側面と予想。


Ta_fan2
ヒダヤットのバックハンドクロス。ストレートなら手の甲は腕に対してまっすぐ。写真は腕に対し手の甲が直角なのでクロスと予想。握り替えはしていないはず。サムアップが見れないのは残念。


Ta_jie
ヒダヤットのサービスレシーブの構え。リーと同様人差し指第2関節でしっかり支えラケットをぶれさせない。その気持ちは左手で軽くシャフト先を支えるものと同様。


Zhao_jie
趙剣華のサービスレシーブ構え。タオルグリップでかなり太く見える。相手サービス待ち中、剣先をぶれさせないようじっと見守る構え。


最後に・・・

Santenkakuho_2
私の拙い手、赤い四角の箇所で三点確保しており皮が厚くなっている。小指と薬指付け根にはタコがある。一度プロの手を拝見してみたい。あなたの手のたこはどこにあるだろうか?


さて今日はグリップを特集した。握り替えを意識する前に、今一度ラケットの握り方という初心に戻り、まずは同じ握り方でスマッシュやクリア・ハイバック時の力強い握りができるか、ネット際で滑らかに面を操れるか、ドロップで力を抜けるか、カット・リバースカットで面を切れるか、バックハンドクロスの面を作れるかを再確認をすすめる。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ バドミントン講習動画の前半目次

◇ バドミントンラケットの握り方・握り替えの必要性について

◇ パワーラインという考え方

◇ 手から体幹へのパワーライン

【ケースNo2】 リー・チョンウェイ(マレーシア, 身長1.74cm, 64kg) のフットワーク






Lee


本日紹介するプレーヤーは身長174cm、体重64kgとやや細身型選手 リー・チョンウェイ(マレーシア、Lee Chong Wei)。日本人の標準的な体型に近く、多くの人にお手本となる鏡のようなプレーヤー。


非常に安定した戦績を持つ。現在スーパーリーグ3連覇を達成し、メジャーなタイトルを総なめ(オリンピック以外)にして、今もなお躍進中。繊細なネット際と、狡猾なプッシュ、猫のようなしなやかなジャンピングスマッシュ、ぶれのないフットワーク、防御から攻撃に転じる引き出しの多さなど上げればキリがないスーパーバドミントンプレーヤーだ。


Crazy Badminton - Lin Dan Vs Lee Chong Wei Asian games 2010


149
身長をかばうように、やや後ろ目にポジション。相手打球の瞬間にリアクションステップでしっかり合わせ、どの方向にもしっかり初動を作っている。お手本となるステップだ。


5151push
リーはヘアピンを打った後、必ずプッシュを打てる最大射程まで下がり、相手がヘアピンで返すのを待ち、プッシュを狙う。そのときの両足の立ち方に注目。飛びつくのが一番容易で瞬発力を生かせる右足前・左足後ろだ。右肩から突っ込むため特にグリップの握り替えもなしに強力なプッシュを繰り出せる。

さらに相手がロブを返した場合も、ステップはプッシュを前提にしていたため前加重になり、その反動を利用して後方に下がる。こうすることでプッシュ攻撃を前提とした動きができる。ぜひ覚えたい。


5759sha
リーの特徴的なジャンピングスマッシュまでの動作。1-2-3ステップ。場合によっては1-2でもいい。しっかりリズムを刻みタイミングを合わせることでできるだけ完全な状態でスマッシュを打つことができる。


5959jie4
一打目を低い位置で打たされても、クロスカットでリンダンの裏をかき(おそらくリンダンはクリアかドロップを予想)、その後のロブを飛びつき高い位置で返球。点殺クロスを受けるが、しっかりショートレシーブでリンダンを対角に動かす。

フォア奥への体の方向転換からジャンプまでのステップは非常に参考になる。
また低いサイドのバックハンドレシーブでもバランスを意図的に崩し、低い位置でレシーブ、その後の右足を大きく踏み出しバランスを整える。


Jie471
ショートレシーブ後、体勢を戻す時間がないため、右足前・左足後のまま相手の返球を待つ。基本は相手が打つまでその場を動いてはいけない。
リンダンの返球は当然リーの体を越えるロブ。しかし難しい2ステップ+ドロップを難なく決める。体のしなやかさも大事だ。


おまけ
Lindan
リーのプッシュ球を全力で追いかけるリンダン。彼はコートを角から対角まで瞬間移動したかのような動きを見せた。恐るべき身体能力。


以上。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ バドミントン講習動画の前半目次

◇ 陳宏(中国, 身長1.82cm, 72kg) のフットワーク

【ケースNo1】 陳宏(中国, 身長1.82cm, 72kg) のフットワーク






Chenhong


プロバドミントンプレーヤーの中から、自分の身長や体重がほぼ同じで、理想としているプレースタイルをもった選手を探したことがあるだろうか?


そのようなお手本となる選手のフットワークをまね(シャドーイング)することで、高い次元のバドミントンスタイルを体験してみるのはどうだろうという提案。

(※ スピードも運動強度もまねるとおそらく体が壊れる可能性が高いので、まず動きのトレース(シャトルなし)からはじめ、動きを覚えてから、次にトスしてもらう)


本日紹介するプレーヤーは身長182cm、体重72kgの大柄な選手 陳宏(中国、陈宏, Cheg Hong)。2007年に国家チームを離れたが、すぐに復帰。VICTORと契約、ラケットはVICTOR Super Wave 32。数々の戦績を残した中国の名プレーヤー。2005年全英オープンでは昨年チャンピオンのリン・ダンを決勝で破り、若きエースにベテランの意地を見せた。


紹介する動画は、その陳宏と林丹の練習風景。

Lin Dan and Chen Hong in practice


1bu3fan9
バック側スマッシュレシーブ(1歩)から右ネットでロブ、バック奥からハイバッククリアの流れ。
スマッシュを受ける際のリアクションステップは参考になる。またサイドのバックハンドレシーブはレシーブ後のバランスを保つため、遅れても右足を出す。その際、戻り方は右足を蹴って来た時と対称に戻るのが普通だが、体の慣性によっては左足を軸に1回転するほうが良い場合もある。センスも大事だ。


2bu4
サイドのバックハンドで軽く返球。バックハンドでサイドの球を返球した後、体勢を保つため右足を出す。その際背中を相手にみせるが、その右足で自然に戻れる。
スイングにも注目。直前までしっかりラケット面を地面と平行になるよう腕の内旋回でため、打球瞬間にコンパクトな外旋回をすることで、どこに返球するか直前まで相手に読まれない。


2bu6
サイド、フォア側のレシーブ(1歩)。戻りのステップが遅れ、リンダンに裏をかかれる。


5351
フォア側ネットに2回上がる。1回目と2回目でステップが異なる。1回目ホーム時に右足をかなり前に出している場合、フォア側ネットにあがるのはたやすい。2回目ホーム時に両足はほぼ一線、その時の上がり方に注目。リアクション後、左足を右足後ろに踏み、その力で前への推進力にしている。2段階右折しているイメージだ。


53537
フォアサービスからロブ、ネットクロス、ハイバックの流れ。
右ネットからのネットクロスをあげる場合、相手の返球はバック奥側に来ることが多い。ホームポジションでの両足の角度も注目。基本は右足をやや前にして肩幅以上に広げ構えるが、相手の返球方向が絞られるなら、右足が前でも、左足が前でも正しい。


5359
フォア側ネットヘアピンから、バックフォア奥へのステップ
右足を軽く蹴り、右肩をフォア奥に向ける初動をつけ一気にステップを加速させる。


53591
同じくフォア側ネットヘアピンから、バックフォア奥へのステップ
チャンスではない球をスマッシュし、クロスで返され対角線上に大きく動かされる。最後の右足を大きく伸ばす1ステップ、着地はしっかりかかとから、膝もしっかり伸ばそう。
左足も右足に添え、両足でホームに戻ることで膝への負担と体力消耗を軽減。


917sha
クロスヘアピンへの対応からスマッシュチャンスへ
対角線上への移動は先ほどと同じだが、今回は距離が短い。しかし右足の着地の基本動作は同じだ。やさしくかかとから着地し、膝の角度も負担の少ない120度以上。


以上


Link 関連記事を読む

◇ バドミントン講習動画の前半目次

◇ Youtube上のバドミントン動画をスローで再生する方法


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

【HTML5】 Youtube上のバドミントン動画をスローで再生する方法






Hidayat


Youtube上には「バドミントン」という検索キーワードに該当する動画が約3830件、「badminton」で約34000件ある。当サイトの技術紹介記事では動画からフレームを切り出し、スローモーション映像を抽出してきたが、実は誰でも手軽にYoutube動画をスロー再生させることができるようだ。 今日はその方法を紹介したい。


参考 YouTube、HTML5動画プレーヤーをテスト公開 - ITmedia News


必要なのはYoutubeを見る環境と、HTML5とWebMに対応したブラウザだ。当方ではChromeで動作を確認した。


1. Youtube設定ページでHTML5を有効にする

http://www.youtube.com/html5 を開き、ページ下部にある「HTML5 試用版を有効にする」をクリック。


Html5_2


2. 動画を検索する

Youtube上部の検索バーから見たい動画を検索する。


Jiansou


3. WebM形式の動画を絞り込む

Webm


4. 再生時にスピードを選択

Sudu


以上。


Link 関連記事を読む

◇ バドミントン講習動画の前半目次


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

バドミントン講習動画の前半まとめ 【専家把脉×趙剣華×肖傑】






バドミントン打球・フットワーク・戦術技術基本を徹底解説した動画シリーズがある。「専家把脉(CCTV製作/专家把脉)」だ。元世界チャンピオンで中国バドミントン四天王の一人 趙剣華(ちょうけんか・赵剑华)と、バドミントン名コーチ 肖傑(しょうけつ・肖杰)が順に、バドミントン愛好家に対してマンツーマン指導を行うという実践的な内容だ。


当サイト【バドミントン情報局】 ではそのシリーズを簡単に翻訳して、重要な技術に関しては連続画像を切り出して紹介してきた。全30話あり、昨年の11月から初めて11話分を消化した。ちょうど3分の1ということで一旦前半部のまとめをしておく。 それぞれ画像をクリックするとその解説ページにリンクで飛べるようになっている。


ブックマークする際は、ぜひ下のバナーをクリックお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


☆ 第1話

フォア奥への対応

バックハンドのロブ


★ 第2話

バックステップからのフォアハンドクリア

バックハンド(ハイバック)


☆ 第5話

フォアハンドクリア

フォアのサーブ打ち方


★ 第8話

リバースカット・ドロップ

スマッシュ


☆ 第15話

6方向ワンステップのフットワーク

ホームポジションでの構え方


★ 第12話

ダブルス 前衛のプッシュ技術

ダブルスレシーブの立ち位置


☆ 第24話

バックハンドによるショートサーブ

バックハンドのロングサービスの方法

ダブルス サービスレシーブの心得

プッシュの打ち方

レシーブの立ち居地の考察


★ 第28話

バドミントンを始めて間もない人に教えるべき大事なポイント

手首の旋回だけによる面の変化

内旋回・外旋回

内旋回と外旋回の基礎練習

旋回のパタン


☆ 内旋回と外旋回のおさらい

フォアハンド 内旋回での打球
Zhengshou_3

バックハンド(ハイバック)外旋回での打球


★ 第16話

ドロップ

スマッシュのレシーブ(バックハンド)

フォアハンドのスマッシュレシーブ


☆ 第27話

体力を温存できるステップ

バックハンドプッシュ


★ 第10話

ジャンピングスマッシュ

スマッシュの正しいスイング

ジャンプの方法とスマッシュのタイミング

バックハンドプッシュの打ち方


☆ 第19話

後ろに下がる重要な第1ステップ

フォアのヘアピン技術

クロスネットの必要性とその打ち方


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

【専家把脉19】 伸び悩む女性プレーヤー向け フットワーク入門、ヘアピン、ネットクロス打法






19


icon 専家把脉19解説

さて今回は第19回目の動画解説を行う。コーチは元世界チャンピオン、中国では四天王と呼ばれる趙剣華。そして迷える生徒は楊さん、女性。1998年からバドミントンをはじめ、アマチュア試合にもたびたび参加しているという愛好家。パワーはあるほうだが、フットワークが遅いのが欠点と自らを分析する。


女性プレーヤー同士の対戦において、フットワークは非常に大事だ。なぜなら女性は男性に比べパワーが劣りスマッシュが決まりにくく、ラリーが長引きやすい。そのため如何に速く打点に入り相手を動かしチャンスをつかめるかが重要となってくる。

もし当サイトをご覧になっている方で、伸び悩んでいる友人が周りにいたらぜひ当サイトを教えてほしい。特に今回のレッスンは生徒が女性とあって同じ悩みを共有している人は大勢いるはずだ。


(1:20)
さて、いつものように趙剣華はまず生徒のプレースタイルを観察し分析し、評価結果を伝えるところから始まる。


専家把脉(19) フットワーク入門、ヘアピン、ネットクロス打法


趙剣華の評価は、「受動的に動いて打てたときはしっかりバックラインまで飛ばせており力強い。」

それを聞いた生徒も「追い込まれなければ、バックラインまで飛ばすことはできる。だけどキツイ姿勢に追い込まれたとき、重心を失い打ち返せない。たぶんフットワークが追いついていないからだと思う」 と返答する。


00shiquzhongxin
ライン奥を攻められた場合、下がるステップが追いつかず打点が後ろに下がり、キツイ姿勢で打つことを強いられる。身長が低い人はこのようなシーンを頻繁に体験するだろう。


さらにバック奥への対応にバックハンドを多用する習慣があるが、お世辞にも上手とはいえない。フットワークが遅いことでバックハンドに切り替えるのは「怠惰」であるとキツイ言葉をかける趙剣華。


さてどのように指導していくか見ていこう。


icon フォア奥、バック奥へのフットワーク入門

(2:44)
まずフットワークを改善していくため、生徒に再度、フォア奥 ⇒ ホームポジション ⇒ バック奥 ⇒ ホームポジションの移動ステップをさせる。


生徒のフットワークは見た目はいいのだが、やはり「スピード感」に欠けると指摘する趙剣華。女性なので足の力が足りないのは仕方ないが、それでも「もっと速くできる」という。どうするか?


第1:移動するステップを改善

それはステップ時に足全体を使って「走る」のではなく、足の裏を意識して「地面を擦るように」まさしく「水平」に移動するようにする。そうすることで体が上下に揺れず、素早くかつ省力的に移動できるようになるという。それだけでなく球技をしている意識として、「狡猾なまでに素早い動きをしろ」 と言う。実際にコートに入ってシャトルを意識しながら「狡猾に速いステップ」をするのは至難の業、まずはコート外で狡猾な動作を体が覚えるまで反復練習するのがいいだろう。


第2:右足で地面を蹴り、体を素早く方向転換

(4:07)
一番重要なのは構えた状態から、フォア・バック奥へのステップに移行できるよう、体を方向転換させることだ。ここで趙剣華がお手本を見せる。下記の連続写真を観察してほしい。

02zhuan
左足を軸に、右足で地面を蹴り体を方向転換させる


フォア奥であれば軽く、バック奥であれば強く体を方向転換させる。それと同時にシャトルを目で追いかけ、左手を上げ、ラケットを持つ右手はテイクバック準備を行う。この動作をコート外で反復練習してみるといい。すぐにコツがつかめるはずだ。転換だけでなく目、左腕、右腕を忘れないでほしい。


そしてスイングに移行する。極力スイング時に小さいジャンプを取り入れ、右足と左足を入れ替え着地するのが理想だ。着地の足は左右同時だが、左足を後方に踏み込むことで体の重心を支え、ホームポジションに戻る体勢に移行できる。左足の踏み込みが足りないと体は後ろ加重のままで戻りが遅くなるので注意したい。これも下記の連続写真を参照してほしい。


03zhuan
スイング時の足の入れ替えに注目


04huilai
最後にホームポジションに戻るステップ。これは走ってもいいし、1ステップ、2ステップで戻るのも自由だ。自分の身長や身体能力、ホームポジション位置を考慮して一番いいステップを選択したい。


これまででフォア奥、バック奥へのステップのレッスンが終了した。コート外で動作を確認し体に覚えさせ、意識しなくても自然にステップできるようにしておきたい。反復練習あるのみだ。また女性の場合、足のパワーを補強することが必要だ。有効と思われる練習(ランニング、縄跳びなど)を普段から取り入れてみてはいかがだろうか


01nvxing


icon ホームポジションについて考察

身長が高い選手と、低い選手でホームポジションはどう変わるか考えたことはあるだろうか? 身長の低い選手は奥をカバーするために若干後ろ気味でいい。前を犠牲にするが、身長が低い=体重が軽いため機敏な動作で前をカバーできるからだ。身長が低い人は奥を攻められるとドロップに頼る癖が多い。そのため練習にクリア強制メニューを組み込むといい。


逆に身長が高い人は奥を犠牲にして前目に立つといい。身長が高いとネット前の低い球を対応するのに苦労する、また体重も重いため打点が低いほど足への負担も大きい。そのため前目に位置する。奥を攻められた場合でも身長が高いため十分カバーできるだろう。


自分の身長と同じプロ選手を探して彼らのホームポジションをどこにとるかを研究してみるといい。今はインターネットで何でも調べられる時代だ。有効活用したい。




icon フォアのヘアピン技術

(8:23)
つづいてフォアのヘアピンレッスンが始まる。生徒いわく、ヘアピン時に腕が硬くヘアピン動作がうまくいかないという。そこで生徒にヘアピンを打たせてみる趙剣華。


生徒のヘアピンの悪い点は、「擦る」動作がないこと。打点が低い場合や、サービスライン付近からの小球はラケットを振る動作が必要だが、ネット付近の高い位置では振る動作ではなく、「擦る」動作となる。振ってはネットに張り付くようなヘアピンを送り出せない。


いくつかヘアピンの連続写真を載せるので観察してほしい。

10cuoqiu
擦る動作。趙剣華の指にも注目したい。ヘアピンの丁寧な動作は人差し指をグリップ下から支え、細かい動きを調整するのがコツだ。小指・薬指でグリップ底をしっかり固定し、人差し指で調整、決して手の中でグリップが浮いてはだめだ。


ヘアピンを擦る意味はシャトルに回転を与え、相手にコルク部分をアタックさせないのが目的だ。シャトルが傾いた不安定な状態で打つと、予想外の方向に飛んでいく。プロの試合でもヘアピンをロブで返すと、ネットにかかったり、サイドラインをオーバーするシーンを見かける。上記写真でもシャトル最高点においてコルクが上を向き、その後木の葉のように回転しながら落下する様子がわかる。このような狡猾なヘアピンを覚えておきたい。


11cuoqiu
肖傑先生のヘアピン 打点が若干低い場合、擦る動作を強くする必要がある。あまりに低い場合は無理せずロブに切り替えるのも手だ。


12cuoqiu
ターフィックの繊細なヘアピン。ショートサービスに対してヘアピンで返すことですぐにスマッシュチャンスに持ち込むことが可能だ。回転して落下するイレギュラーなヘアピンほど返球が難しいものはない。ピーターのように高い打点で返す必要がある。


13paimianbianhua
ヘアピンの動作とともに、同じ動作からプッシュに切り替えることも一緒に習得しておきたい。フォアのテイクバック(外旋回)から擦る動作にすればヘアピン、テイクバック後突然プッシュ(内旋回)に切り替えるとフェイントとなる。


また生徒のように身長が低いと、高い打点でヘアピンの手首動作をするのが困難なのも事実だ。腕を高く上げるが、逆に手首を返してシャトルを待つ必要があり、多少無理な姿勢になる。それでも低い打点で打つより精度はあがるため、手首の返しが柔軟にできるよう練習してほしい。




icon クロスネットの必要性とその打ち方

(10:24)
続いて生徒は、シャトルがネット付近深い位置で落とされた場合、どのように返球すればいいかを質問する。ひとつの方法は高いロブを上げることだと自分でもわかっているようだが、いまいち納得していない様子。


それに対して趙剣華はロブでの返球は正しいという。特にダブルスの場合、このような低い位置で返球を強いられた時にヘアピンで返すというのはリスクが高い。当然相手はネット封鎖で待ち受けているからだ。


それではさらに低い位置、ネットに張り付くシャトルの場合、ロブも難しい状況がある。どんなに強くロブをあげても打ち上げる角度は90度に近づき、相手コート奥に返すのは難しい。この状況を防ぐにはなるべく高い打点で返すことも大事だが、それでもこのような状況は発生する。そんなときはクロスで返す手段も持っておきたい。(頻繁に使用は避けたいが・・・)


(11:35)
さっそくネットクロスのレッスンを開始。

ネットクロスを打つ上での注意は、相手にクロスを打つことを悟られないこと。そのために体の向きやラケットのテイクバックは通常のヘアピンと同じにする。クロスを打つために体をクロス向きに傾けて楽をするとすぐ察知される。クロスはラケットの面変化のみで打つことを知っておきたいと趙剣華は話す。


14gouduijiao
最初のうちは面はクロスに向けて練習していいが、慣れてきたらヘアピンと同様に上に向けて面変化(内旋回)で放つようにしたい。


クロスのコツもヘアピンと同様に手首の変化(内旋回)で、乾いた打球音ではじくように放つ。人差し指でグリップを下から支え調整するのはヘアピンで書いたことと同じだ。面のカットでクロスを打つテクニックもあるが、高さの調整が難しいため最初のうちは避けたい。


またシングルスの場合はコート幅に注意が必要だ。コート幅が狭く、クロスがサイドオーバーしやすいためだ。そこでクロス球がネットを越える最高点がどの位置ならラインオーバーしないか考え、それを目標にし(ネット中央に置いたリンゴに当てる気持ちで)クロスを放つといい。


15gouduijiao
クロス球の最高点はネットを越える位置が望ましい


16gouduijiao
顔の向きに注意。クロス側を目で追うと相手に気づかれる


以上。


当サイトが「いいね!」と思った方はこのバナーをクリックしてください。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ バドミントン講習動画の前半目次

◇ 【専家把脉27】体力を温存できるステップ、バックハンドプッシュ技術

◇ 専家把脉動画の解剖 (15)(全方位のフットワーク入門/ホームポジションでの構え方)

より以前の記事一覧

[PR]

Twitter ID YuQiuTaro

  • オリジナル

PR2

  • -

バナー

  • バドミントンブログランキング参加中。一日一回ポチッと!!
    にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ
無料ブログはココログ