タウフィック・ヒダヤット

グッドバイ ミスターバックハンド タウフィック・ヒダヤット引退






Taufik02


今年の自国で開催されるインドネシアオープンを最後に引退を表明していたタウフィック・ヒダヤット(32歳)は、6月12日一回戦の相手であるSai Praneeth(インド)に1-2で敗れ、18年にも及ぶのプロ選手生活に終止符をうった。


今大会、ピーター・ゲードを欠いたバドミントン界の四天王(リン・ダン、リー・チョンウェイ、タウフィック・ヒダヤット)は、綺麗にトーナメントブロックに集まった。まるで引退セレモニーのために神様が仕組んだかのようだった。初戦の相手はリンダン、そして2回戦ではリーチョンウェイとあたる。誰もがその最後の対決を望んでいた。


しかしリンダンはまたしても棄権し対決は実現しなかった。(リンダンは昨年五輪以降、一切の公式戦を棄権しており、いい状態ではなかったのは事実だろうが、やはり二人の間には埋まらない何かがあると思ってしまう。)


ヒダヤットの前に現れたのはランキングも彼よりずっと低い若きインド人プレーヤー、サイ・プラニース(Sai Praneeth)だった。サイを破れば宿敵であり友人でもあるリーチョンウェイとあたる。しかしヒダヤットはその格下相手に敗れた。昨年のピーター・ゲードの引退試合のような華々しさを期待した私も含め多くのヒダヤットファンは、あまりのあっけなさに呆然とした。


かつて多くの人を魅了した天才的なゲームメーカー、繊細なネットプレー、超高速スマッシュ、そしてバックハンド。。。天才であるがゆえにコート上ではやや傲慢な面を持ち、コート外でも暴力行為や女性問題など「問題児」として様々なスキャンダルを抱えていた。その負の面をもってもあまりある魅力をもったスター選手はまさに100年に一人の逸材。その彼の引退はとても寂しい限りである。


Taufik01


オリンピック2000年大会で敗退し、その4年後アテネで金メダルをとったときのヒダヤットの回想インタビュー

「そう、俺は泣いたんだ。どうして負けたのか信じられなかった。また4年も待たなければならない。俺はすでに頂点にいるんだ。一番なんだ。それなのになぜ負けたんだ。その後の数日間、ずっと思い続けてる。ただの試合のひとつに過ぎない。誰だって勝つし、誰だって負けるんだ。負けた後、リラックスしたいんだ。狂ったようにパーティをし歌を歌い、あの試合を忘れたい。試合も見たくない。毎日外に繰り出し、あの試合を思い出さないようにしたんだ。でもバドミントンをあきらめようと考えたことはないんだ。なぜなら人生の目標はオリンピックなんだから」



Badminton 2006 Asian Games MS Final [対リンダン]



All England 2010 [対ピーターゲード]



2005 Badminton World Championships MS SF [対リーチョンウェイ]



Taufik Hidayat - Natural Badminton



ヒダヤットが最後の試合で使用したラケット ヨネックス アークセーバー11


Link 関連記事を読む

◆ ヒダヤットの写真スライドショー

◆ バドミントン界の四天王の一人、ピーターゲード引退

◆ 強いヒダヤットが帰ってきた 全英オープン2012 リンダン戦の動画


バドミントン全英オープン2013男子シングルスのシード選手紹介






425750_10151394515265290_70197528_2


今年もバドミントン全英オープン(Yonex All England Open Badminton Championships)開催が近づいてきた。日程は3/15〜3/10。(放映予定は下記リンクから)


男子シングルスのシード選手を紹介していこう。


第1シードは、昨年大会準優勝のリー・チョンウェイ(マレーシア)。

01li_2

過去2回、2010年と2011年連覇したリー選手。今期韓国オープンに続いて、自国マレーシアオープンも優勝と安定の仕上がりで全英に挑む。しかも昨年結婚したリー選手は、今月23日に夫人の第1子妊娠を発表したばかり。世界最強のパパになるべくなんとしても全英チャンピオンに返り咲きたい。


第2シードは、チェン・ロン(中国)。

02chenlong_2

昨年から頭角を現してきた選手。世界ランクも2位、昨年チャイナマスター、香港オープン、スーパーシリーズファイナルを制した若きエース。


第3シードはドゥ・ポンイ(杜鵬宇、Du Pengyu、中国)選手。

03du_2

ほかの中国選手の影にかくれがちの目立たない選手だが、各大会で常に上位に入りこむ実力の高い選手。2011年、2012年上り調子が続いており、今年は跳躍の年としたいところ。


第4シードはソニー・ドイ・クンコロ(Soni Dwi-Kuncoro、インドネシア)。

04suoni_2

インドネシアの名将でとても息の長い選手。しかし近年の目立った活躍はない。ここでベテランの意地をだせるか。個人的に好きな選手。


第5シードは、陳金(チェン・ジン、中国)。2008年大会で優勝。中国バドミントンのアニキ的存在(勝手な思い込み?)。昨年ロンドン五輪では滑り込み出場を果たすなど、ここぞという時に実力を発揮する。今年はチャンピオンに返り咲きたい。


第6シードは、フー・ユン(HU Yun、香港)。香港のエース。詳細不明


第7シードは、日本のエース 田児賢一(日本)。2010年大会は準決勝で天才バオ・チュンライをファイナルの末に破り、決勝進出。対戦相手リーチョンウェイにあと一歩のところで破れ優勝を逃した。全日本総合選手権のチャンピオンとして、再び全英に挑む。がんばれ!


第8シードは、グエン・ティエンミン(Nguyen Tien Minh、ベトナム)。ベトナムの英雄。詳細は不明。


ざっくりとシード選手8名の紹介をしたがあの選手の名が挙がらなかったことに気付いただろうか? そう昨年チャンピオンのリン・ダン(中国)の不在だ。ロンドン五輪後、ほとんどの大会を欠場していたが、全英も出場を辞退している。これに関しては中国内でも話題となった。理由は五輪防衛後の調整に時間がかかったとしているが、詳細は不明。


そしてもう一人、インドネシアの天才、タウフィック・ヒダヤットも詳細は不明だがエントリーリストに見当たらない。そのヒダヤットは今年1月18日、今年6月に完全引退を宣言している。(出ないの?? 残念)


昨年のオリンピック無気力試合に続き、賞金額増額にかかわらず韓国オープンの主要メンバー欠場、そして将来のオリンピック種目の依然とした除外の危機、四天王の引退など、間違いなくバドミントン界の歴史の転換期である現在。負のニュースでメジャーになるのではなく、正のニュースで世界を圧倒することを切に願う今日この頃。


100年の歴史を持つ全英オープン大会開催は3/10~3/15。乞うご期待。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ バドミントン全英オープン2013 男子シングルス 若きエース諶龍がリーチョンウェイを下し優勝

◇ バドミントン界の四天王の一人、ピーターゲード引退

強いヒダヤットが帰ってきた 全英オープン2012 リンダン戦の動画






Taufik_lindan


歴史あるバドミントン試合である全英オープンが開催中である。途中の様子は当サイトのTwitterでも伝えているので、そちらもご覧ください。


さて、今日は深夜時間に行われたリンダンVSターフィック・ヒダヤットの試合動画を紹介。
久々の強いヒダヤットが帰ってきて、非常にうれしいです。ぜひ見てみてください。


ロンドン五輪にあわせて、ヒダヤットがピーキングしているのでしょうか。1ゲーム目は王者リンダンから力でリードを奪う場面もあり、1ファンとして非常にうれしい限りです。北京五輪王者とアテネ五輪の王者同士が激突する様子を堪能ください。

動画は下記からどうぞ


Link 関連記事を読む


◇ グッドバイ ミスターバックハンド タウフィック・ヒダヤット引退

◇ タウフィック・ヒダヤットのスマッシュを捉えた連続画像

◇ 林丹(リンダン)の十八番 ノーテイクバックスマッシュ点殺を捉えた連続写真

【グリップ再考】リンダン、タウフィック、リーチョンウェイたちプロの握り方を見る






Zhao_jie


impact 「バドミントンラケットの握り方・握り替えの必要性について」 はこちら


何気なくテレビを見ていた「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」で、面白い実験をやっていた。それはボールペンを手のひらで握る方法を4パタンにわけ、どの握りのときに体幹パワーがみなぎるかというもの。自分に適した握りを把握することでパワー出力に違いがでることに驚いた。


嘘か真かは定かではないものの、自分に適したグリップを把握することはグリップする競技(野球、自転車、卓球、ゴルフそしてバドミントン・・・)をプレーする上で重要なことは言うまでもない。所さんテレビの4パタンは調べてみると「パワーライン」という概念があるようだ。パワーラインに関しては下記の2ページを紹介しておくとし、今日はバドミントンの重要なテーマ、グリップについて考えていきたい。


まずはいつものとおりプロのグリップを拝見。なるべく親指、人差し指、小指の三支点が明確な写真をチョイスした。


Lee_clear
リーチョンウェイ打球の瞬間。おそらくフォア奥で体より後ろ目で打つことを強いられた場面。バックラインからのクリアなので、かなりの握力で握っていることが手首の筋からわかる。親指第一関節と人差し指第二関節の側面をグリップに密着させており、この部分の皮は相当厚いはずだ。


Lee_jie
リーのレシーブ時のかまえ。同じく人差し指第二関節側面、親指さらに左手を添えてラケットを安定させ相手のサーブを待ち構える。当然最下の支点である小指もしっかり握っているはずだ。


Lin_fan
FedExユニホームのリンダン。バックハンド(おそらくレシーブ)。特徴的人差し指の伸ばし方。おそらく一時的なもの。あまり参考にできないが載せておく。


Lin_jie
最近のリンダンのバックハンド(プッシュかレシーブ)。人差し指の離れは穏やかに。親指のサムアップをしている様子はこの角度から見えないが、しっかり行っているはず。


Lin_sha
リンダンのスマッシュテイクバック。親指第一関節は側面で固定し、人差し指からかかる力を受けとめる。テイクバック時はほどよい力加減で、打球瞬間一気に力をこめる。


Lin_zheng
リンダンのスマッシュテイクバック。上と大体同じだが、グリップが太いためか中指薬指がグリップに対して直角ぎみ。


Ta_fan
タウフィック・ヒダヤットのサイドバックハンド。握りを再現してみるとわかるとおり、テイクバック時は面は寝ているはず。人差し指第二関節あたりでホールドし、面を寝かせ、打球時に回外させる。その際、ラケットがぶれないよう親指でサムアップ。
なおサムアップは持論だが、親指第一関節側面と予想。


Ta_fan2
ヒダヤットのバックハンドクロス。ストレートなら手の甲は腕に対してまっすぐ。写真は腕に対し手の甲が直角なのでクロスと予想。握り替えはしていないはず。サムアップが見れないのは残念。


Ta_jie
ヒダヤットのサービスレシーブの構え。リーと同様人差し指第2関節でしっかり支えラケットをぶれさせない。その気持ちは左手で軽くシャフト先を支えるものと同様。


Zhao_jie
趙剣華のサービスレシーブ構え。タオルグリップでかなり太く見える。相手サービス待ち中、剣先をぶれさせないようじっと見守る構え。


最後に・・・

Santenkakuho_2
私の拙い手、赤い四角の箇所で三点確保しており皮が厚くなっている。小指と薬指付け根にはタコがある。一度プロの手を拝見してみたい。あなたの手のたこはどこにあるだろうか?


さて今日はグリップを特集した。握り替えを意識する前に、今一度ラケットの握り方という初心に戻り、まずは同じ握り方でスマッシュやクリア・ハイバック時の力強い握りができるか、ネット際で滑らかに面を操れるか、ドロップで力を抜けるか、カット・リバースカットで面を切れるか、バックハンドクロスの面を作れるかを再確認をすすめる。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ バドミントン講習動画の前半目次

◇ バドミントンラケットの握り方・握り替えの必要性について

◇ パワーラインという考え方

◇ 手から体幹へのパワーライン

【動画】マレーシアオープン男子シングルス リー・チョンウェイVSターフィック・ヒダヤット






Lee


昨日の記事でも紹介したとおり、2011年スーパーシリーズ開幕戦マレーシアオープンが無事閉幕した。自国開催である名将リー・チョンウェイは危なげない試合運びでターフィックを2-0で破り、大勢の観衆の前でマレーシアオープン4連覇の偉業を成し遂げた。


今日はその動画がYoutubeにアップロードされていたのでそれを紹介する。
渦中の人ミスブン・シデク氏も非公式ながらコーチ席に座っており、リーのプレーを見守っている。






ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ マレーシアオープン男子シングルス決勝はリー・チョンウェイVSターフィック・ヒダヤット

◇ 【動画】マレーシアオープン男子シングルス 田児賢一VSターフィック・ヒダヤット


Keywords: Super Series 2011 Malaysia Open Lee chong wei Taufik Hidayat

【動画】マレーシアオープン男子シングルス 田児賢一VSターフィック・ヒダヤット






Taofeike


当サイトの公式ツイッター(大げさ・・・)でもたびたび紹介していた2011年スーパーシリーズ初戦 マレーシアオープンが閉幕した。


続々とYoutubeのほうに試合の動画がアップロードされてきているので紹介する。今回紹介するのは男子シングルス 田児賢一VSターフィック・ヒダヤットの一戦。


スコアで見ると15-21、15-21で敗れはしたものの、楽に勝たせたわけではないのがわかる。特に1ゲーム目11-12のラリーはすごいの一言。ただしターフィックも今大会非常に調子がいい、強敵韓国のパク・ソンファン、Shon Wan Hoも降した後の一戦だ。ユニホームもアテネ金メダル時と同じのせいか、全盛期の打ち方に見える。田児選手を応援しつつもヒダヤットの一ファンとして動画を見守った。


気づいたところはヒダヤットがバックハンドを積極的に使い移動量を抑えて、決めると決めた時だけバックステップを使いクロススマッシュをしている。これが見事に全部決まっている。 (この試合スマッシュポイントはヒダヤット21ポイントに対して、田児選手は9ポイント) 田児選手もスマッシュに食らいつくが250km/h以上のスマッシュがボディアタック、サイドぎりぎりを交互でつかれるとキツイ。


お気に入りポイントは1ゲーム目11-12の超絶ラリー。そして下の連続画像でも紹介するターフィックの芸術的なバックハンドスライス。見逃せない。


動画は以下からどうぞ





下記にお気に入りのプレーを切り出して紹介する。


Yishu
芸術的なターフィックのバックハンドスライスドロップ。ステップも絶妙だ。右コートからワンステップでライン際のシャトルに対応している。


Yishu2
バックハンドスライスのスロー映像。ライン、高さも芸術的だ。リンダンのフォアは見たことがあるが、バックのスライスは始めて見る。


Suiken
ドライブの応酬から突然のバックハンドスマッシュ。ドライブ体勢時、フォアに比べてバックはためが利きスマッシュが打ちやすい。ターフィックの一連の動作は酔拳のよう。


Taufikcheck
この試合特に印象的だったのは、ターフィックが積極的にバックハンドを使って、移動量を減らしていたこと。通常ならステップで下がりフォアで打つことが多いが、少量の動作でも惜しまずバックに切り替えている。2球目のバッククリア前にいったんバックラインを目で確認しているのがわかるだろうか? バックに切り換えるとこの判断が的確だ。ターフィックならでは


Tago
田児選手はバックステップでライン際の玉を感覚で頼りにして判断ミスをした場面。


以上


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ マレーシアオープン男子シングルス決勝はリー・チョンウェイVSターフィック・ヒダヤット

◇ 【動画】2010年バドミントンスーパーシリーズ香港戦 男子シングルス決勝はリー・チョンウェイがタウフィック・ヒダヤットを2-0で降し、今期シリーズ戦6冠目!

マレーシアオープン男子シングルス決勝はリー・チョンウェイVSターフィック・ヒダヤット






Taufiklee

当サイトの公式ツイッター(大げさ・・・)でもたびたび紹介していた2011年スーパーシリーズ初戦 マレーシアオープンが閉幕しました。

日本選手も多く参加しており大健闘していたようです。そちらはスポーツ新聞に任せるとして、いつもとおり男子シングルス決勝の様子を海外WEBの抄訳を通じて紹介する。

参照元は SOHU Sports(搜狐体育)

決勝カードはターフィック・ヒダヤット(インドネシア)とリー・チョンウェイ(マレーシア)。リーは大会前から大会最大の注目を集めていた。抽選により中国の林丹(リン・ダン)と準々決勝で当たる予定だったからだ。(あと渦中のミスブン・シデク氏の動向もあった) しかし林丹の途中棄権により、無難に決勝まで勝ち上がった。


一方のヒダヤットは韓国のパク・ソンファン、Shon Wan Ho、日本の田児賢一、同胞のシモン・サントソの強敵たちを打ち破ってきた。


世界バドミントンで名をはせる両名のベテランは2001年以来10年間に渡り16回戦いを交えてきた。戦績は10-6でリーが優勢で、さらに2009年以降には7回交えているが、リーの敗戦はわずか1回。実力的にリーがヒダヤットを圧倒しているのは明らかだ。


ゲーム開始、両者様子を見つつ4-4まで同点を繰り返してきたが、ここでリーが4点連続ポイント、その後ヒダヤットが2点取り返し8-6と追いすがるが、リーに点差を離されて行き13-8。この場面からリーが怒涛の攻撃でゲームを取りにいき、ヒダヤットに一点も獲らせることなく21-8で1ゲーム目が終了した。


2セット目もリーは攻撃の手を休めることなく、16-5とヒダヤットを11点差で突き放す。勝負ありかと思ったが、ここでヒダヤットがリーに牙を向く。


3ポイントを獲り点差を1桁に持っていくと、ヒダヤットはすさまじい猛進劇を繰り広げ一気に9ポイントを連取。リーに1ポイント差まで詰め寄ったのだ。


18-17、リーにとって次の1ポイントを獲るか獲られるかで大きく形成が変化してしまう大事なポイント。名将リーはここで耐え、2点差にすると一気にヒダヤットから2ポイントを獲り、止めを刺す。


2-0でリーはヒダヤットを打ち破り、見事スーパーシリーズ初戦優勝を勝ち取った。これは自国マレーシアで4年連続チャンピオンとなる快挙だ。


以上。


動画が公開され次第、また紹介します。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ 【動画】2010年バドミントンスーパーシリーズ香港戦 男子シングルス決勝はリー・チョンウェイがタウフィック・ヒダヤットを2-0で降し、今期シリーズ戦6冠目!

◇ 発展途上の子供たちに教えたい正しいバドミントンの打球概念


Keywords: Super Series 2011 Malaysia Open Lee chong wei Taufik Hidayat

【動画】2010年バドミントンスーパーシリーズ香港戦 男子シングルス決勝はリー・チョンウェイがタウフィック・ヒダヤットを2-0で降し、今期シリーズ戦6冠目!






Hongkong2010


先週末は日本でも全日本選手権大会が開催されていましたね。NHKでも中継され、夜のスポーツ番組でも試合結果が紹介されるなど、バドミントンというどちらかというとマイナーなスポーツも徐々に注目が集まっているのを感じます。いい兆しです。(あとはアイススケートのようにメディアウケのいい若い選手がもっと進出してくればいうことないですね 大いに期待しています!)


さて日本の大会のほうであまり世界に目が行ってないなので、当サイトでは精力的に海外バドミントン情報を発信していきたいと思っています。よろしくお願いします。

今日紹介するのは先日お伝えしたとおり、2010年バドミントンスーパーシリーズ香港戦、男子シングルス決勝の模様をお伝えします。


決勝のカードは、リー・チョンウェイ(マレーシア)VS タウフィック・ヒダヤット(インドネシア)。彼らの通算対戦数は15回、うちリーが9勝6敗と優勢を保っていました。タウフィックも近年選手として一番おいしい時期が過ぎてしまった感じが否めなかったのですが、今年8月のワールドカップではタウフィックがリーを再び破っており、まだ現役をつづけて世界を魅了するスーパープレーを繰り広げてほしいものです。


試合のダイジェスト


第1ゲーム目、双方とも点を取り合い、17-17まで点差が開かずこう着状態が続く。それを打ち破ったのがタウフィック。リーのロングサービスを精度の高いカットで返しそれがネットをかすってイン、18-17。そしてスマッシュ後一気にネットに詰め、リーのバック奥に続けざま絶妙な高さとコースで送り19-17。このゲームを取ったかに見えた。しかしここでリーに裏をつかれて、無理な体勢から返球するもネット、さらにラインの判断ミスも加わり19-19で同点にされると、今度は相手のサービスを攻めて逆に返り討ちにあい逆転を許し、そのまま19-21で1ゲーム目を落とした。終始攻めたターフィクのプレーが印象に残る展開だったが、やはり勢いのあるリーからリードを奪うことができなかった。惜しいゲームだった。


2ゲーム目、1ゲーム目とは打って変わってリーが得点を重ねる。タウフィックはミスが目立つようになる。11-4でブレークをはさむと13-6からリーに一気に7点を連取されゴールドメダルポイント、最後は21-9でリーが今大会の優勝を飾り、さらに2010年シリーズ戦6冠目を達成、これは全12戦のうち半分をリーが取ったことになる。ポイントランキングトップも確実のものとした。


終わってみれば31分と短い試合内容にもかかわらず、タウフィックの強烈なスマッシュはやはり健在でファンを今後も沸かせ続けると思わせるプレーだった。2ゲーム目、リーから圧倒的な差をつけられるもサービス前に香港の観客から拍手は沸きあがる場面もあり、名将の人気ぶりも再確認でき、いい内容だった。 動画は下のリンクからどうぞ

以上


にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ にほんブログ村


Link リンク

◇ 動画サイト優酷(Youku)で、試合内容を見る

◇ 【動画】広州アジア大会バドミントン男子シングル決勝 リンダンVSリーチョンウェイの世界トップレベル白熱した攻防

2010年バドミントンスーパーシリーズ香港戦 男子シングルス決勝はタウフィック・ヒダヤットVSリー・チョンウェイ






2010hongkong


12月7日~12日まで開かれているバドミントンスーパーシリーズ香港戦。その男子シングルス決勝はタウフィク・ヒダヤット(マレーシア) VS リー・チョンウェイ(インドネシア)がそれぞれ勝ち上がった。

※なおリンダンは途中棄権している。


リー・チョンウェイは今年、韓国・自国マレーシア・イギリスでのシリーズ戦で優勝と、ポイントランキングトップを爆走中。一方タウフィック・ヒダヤットは目だった成果をあげれていないようで選手としての全盛期が過ぎ去ってしまった感が漂っていたが、また決勝の舞台に顔を出すことができ、私もひそかにだが熱く応援している(彼の人間的な部分がかなり好きである)。


試合の動画はまた後日紹介するとして、今日はその試合の準決勝からのダイジェストを紹介。(参考はこちら)


準決勝においてヒダヤットの対戦相手は、先日上海で開催されたチャイナオープン2010で優勝した諶龍。1ゲーム目を諶龙に先取されたが、2ゲーム目を取り返し、3ゲーム目諶龙に1度は5点のリードを許すも盛り返し、相手に主導権を譲らず逆転に成功。ベテランの意地を見せ、2-1(15-21,21-11,21,19)で諶龙を破る。


一方のリーチョンウェイは準決勝、ベトナムのグエンティエンミン(Nguyen Tien Minh)を2-0で難なく打ち破った。ちなみに両者ともに、ベスト8で対戦相手リンダンと陳金の棄権で準決勝に進んだ。


さて今日決勝。すべての試合を勝ち上がって満身創痍だが久しぶりに熱いヒダヤットか、今年ランキング首位独走のリーか 名将同士戦い。どんなドラマが繰り広げられるか待ち遠しい。


以上。


にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ にほんブログ村


Link 関連記事を読む

◇ 世界バドミントンスーパーシリーズ・チャイナオープン男子シングルス決勝は谌龙が鮑春来を大逆転で降し初の栄冠

◇ 【動画】広州アジア大会バドミントン男子シングル決勝 リンダンVSリーチョンウェイの世界トップレベル白熱した攻防

タウフィック・ヒダヤットのスマッシュを捉えた連続画像






Lindanshaqiu

バドミントン試合の会場が一番ヒートアップするのはスマッシュ。バドミントンのハイスピード化は近年目覚しく、400km/sを超える(まぁ通常の試合では200後半)


我々アマチュア選手にとっても正しいフォームで高速に角度のあるスマッシュを打ち決めることは最大の目標で、日々トレーニングを行っているが、やはりこればかりは教えてもらうのではなく、上手な選手のフォームを目で見て盗む必要がある。


そこで今回タウフィック・ヒダヤットの華麗なるジャンピングスマッシュの瞬間を捉えた貴重な連続画像動画を見つけたので解説とともに紹介する。


Taufik1


Taufik2


Taufik3


Icon_key この連続画像のポイント1
ラケットの面は打球の瞬間時にだけできる。


Icon_key この連続画像のポイント2
左手を高く上げることで意識的にシャトル・左肩・右肩が一直線へ。あげた左腕を下げることで自動的に上半身のひねり力が加わりパワーを借り得る。


Icon_key この連続画像のポイント3
肩の運動 ⇒ 腕の内旋回 ⇒ 手首の外旋回の一連の流れがスムーズ。


Icon_key この連続画像のポイント4
スマッシュ・ドロップ・クリアに限らずラケットの軌跡は常に背中で円を描く。美しい円は自然なパワー出力を生み出す。バックハンドでも同様。


Icon_key この連続画像のポイント5
ジャンピングスマッシュの打球点は常に体の速度が地面に対して0になったとき。落下するシャトルに対して、体は空中で瞬間的に停止するため、地上で打つ時と変わらない。そのためにはジャンピングの高さをシャトルスピードにあわせてコントロールする必要がある。空間把握能力、シャトル予測も必要。練習でその能力を磨くことが大切。

Icon_key この連続画像のポイント6
打球後、次の動作にすばやく移行するべく、左足で後ろ目に着地し、その左足の着地時の反発を利用して前に戻れるようにする。それには当然打球後、左足が後ろに行く、すなわち体のひねりが無意識で行われることが必要。


以上。





当サイトが「いいね!」と思った方はこのバナーをクリックしてください。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Link 関連記事を読む

ジャンピングスマッシュ、バックハンドプッシュの打ち方

◇ Wikipedia のタウフィック・ヒダヤットの項目

[PR]

Twitter ID YuQiuTaro

  • オリジナル

PR2

  • -

バナー

  • バドミントンブログランキング参加中。一日一回ポチッと!!
    にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ
無料ブログはココログ