動画

【連続画像】うまくなるためにミスから学ぶバドミントン


世界選手権男子シングルス決勝を前記事で紹介しましたが、今回は趣をかえて、その試合でリーチョンウェイが犯したミスの連続画像を掲載していきます。題して「ミスから学ぶバドミントン」です。


マウスを画像に合わせると拡大できます。


それではスタート!



チェンロン(青)のドライブプレッシャーがリーチョンウェイ(赤)のイージーミスを誘った。

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スマッシュをネット際に甘く高めにレシーブされたリー(赤)、ネットストップに入るも若干遅かっため、チェンロン(青)の足を止めるフェイントもかけられないまま、フォア奥にプッシュロブをあげてアウト

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ループ画像のように、同じフォア手前に揺さぶられるリー(赤)。フォア奥から、チェンロン(青)の速いクロスクリアを打つが高度が足りず、速く高い打点からフォア手前に落とされ自滅

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チェンロン(青)のドロップをネットで返すリー(赤)、チェンの緩急にネットコントロールを微妙に狂わされた。軽いスマッシュと速いスマッシュをネット前で落とすコントロールと同様なかなか厄介だけど、ミスすると地味にへこむ

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チェンロン(青)の点殺気味のライン際カットに判断を迷い、中途半端なレシーブをあげていまったリー(赤)、チェンの面をプッシュ瞬間にラケット面を翻され反応できず失点。おそらくボディにくると予想していたのだろう。チェンのうまさも目立つ

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リー(赤)の立つ位置に注目。かなり前よりに張っているのがわかる。そこにチェンロン(青)の速いカットが飛んできて、プッシュをネットにかける。

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終盤にサーブから2打目で失点を犯すリー(赤)。チェンロン(青)のきわどいロブをクロスステップで処理し、ネットにかけた。この試合かなりの迷いか焦りを感じたのが印象的

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早い打点でチェンロン(青)のオープンスペースを軽くいなすリー(赤)だが、打球は大きくそれた。

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リー(赤)の18番ネットクロスも高度不足。

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チェンロン(青)がはなつフォア奥からのドライブに、小幅なサイドステップで反応するリー(赤)。上体が安定せずネットにかかるイージーミス

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フォア奥へのロブにチャンスとばかりに飛びつくリー(赤)。高い打点からはなつカットスマッシュもわずかにアウト。

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チェンロン(青)のゲームポイント。ネットにネットで返すせめぎあいを制したチェンが1ゲームを先取した。

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超人的なスマッシュレシーブをみせるチェンロン(青)。レシーブが浮いたシャトルをプッシュするリー(赤)だが、チェンのホームポジションに戻る自然な方向に打ってしまい、軽くあわされ失点。打点もプッシュを狙う高さがないため、自滅行為とも言える。

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攻めていたつもりが逆に攻められるリー(赤)。チェンロン(青)のスマッシュレシーブをネット処理するつもりが、チェンに張られ、プッシュ。リーのラケットに注目するとすでに下で処理することがチェンにとって明らかであった。プッシュに見せかけチェンの足を止めるべき場面だったはず。フェイントによるロブの切り替えも長身のチェンには厳しい

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リー(赤)の防御をくずすチェンロン(青)のプレッシャー。3球目であげてしまい、右に張るも足元にスマッシュを沈められる。

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ネット際のテクニックが一流でも相手に張られれば、この距離でプッシュが決められるという場面。チェンロン(青)の一足飛びはぜひ真似をしたい。

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チェンロン(青)のクロスネットにスピンネットをかけるリー(赤)だが、ネットはかなり遠かった。すでにチェンロン(青)も反応しており、リスクをとるにはあまりリターンがない。

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ネット際を張るチェンロン(青)にロブをあげるリー(赤)。今度はリーがネットを張るがその予想は破られ、逆を突かれる。体勢を崩され失点。張ってもリカバリーの余地を残すチェンに対して、リーの張りに異変を感じる。

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ゲーム終盤に痛恨のレシーブミスを犯すリー(赤)。集中した場面でこのようなミスは珍しい

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チェンロン(青)クロスカットをネットで返そうとするリー(赤)だが、イージーミス

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チェンロン(青)のバックハンドカットを張り、ネットに落とすリー(赤)。かろうじて拾ったチェンのシャトルをバックハンドプッシュするもバック、サイドラインもアウトするミス。ロブを予期していたとしてもステップが多かった。

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サイドバックでのロブで芯にあてられず、力なくラインを逸れるシャトル。これでチャンピオンポイントはチェンロン(青)に

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チャンピオンポイントで絶妙なネット際においてくるチェンロン(青)。シャトルはネットインし、リー(赤)はバーティカルリミットに挑む。ネットを超えることに成功するが、そこにはチェンが待ち構える。ネット際の鍔迫り合いを制したチェンが初の世界選手権チャンピオンに!

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ミスシーンは以上で、ここからはおまけです。


チェンロン(青)の低空バック奥からのリカバリーのシーン。

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リー(赤)のクロスカットからフォア奥一足飛びによるジャンピングスマッシュ。クロスカットから一足飛びで対応することでテンポよく攻撃リズムを作れる。パタン練習にぜひ取り入れたいシングルス攻撃パタンだ。

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シングルスのショートサーブレシーブ。サーバーは受け身であることを改めて思い知らされるリー(赤)の華麗なフェイント。

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リー(赤)のサービスレシーブその2

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以上です。


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トッププロのダブルスの技術その1 ~ 前衛後衛のスイッチパタン






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いつもはシングルスのことを書くのだけど、たまにはダブルスのトッププロのスーパープレーを紹介したい。


ダブルスの試合でスマッシュで攻めていたのに、クロスレシーブでカウンターを受け、エースとなってしまった経験のある人は多いだろう。その対処方法をつきつめた形が今回紹介する「前衛後衛のスイッチ(交代)」だ。


いつものとおり連続写真をもとに説明する。


ケース1

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奥側の赤いユニホーム選手に注目してみる。片面コートからのストレートスマッシュを手前青色選手がクロスレシーブで切り替えす場面。ここで前衛がそれを見越してバックステップ(この場合3ステップと長い移動)で、前衛から一気に後衛に下がり、攻撃を続ける。さきほどまでスマッシュを打っていた選手は相方のスマッシュ移行を目で確認してゆっくり前衛に切り替える。


仮に前衛がこの場面で、クロスレシーブを予期しなかったら、スマッシュを打っていた選手が取りに行くため、低い打点でクリア返球するしかない。そのクリアは攻守の交代を意味する。これではダブルスの最大の武器である攻撃を手放すことになってしまう。


スマッシュで攻めている時、前衛は常にクロスカウンターに準備する必要がある。特にスマッシュが速ければ速いほどカウンターはエースになりやすい。そのため前衛はクロスレシーブはすべて前で潰すという気概が必要だ。


そうすれば下記のようなポジショニングになるのは自明だ。

1. ネットに張り過ぎない(後衛に移動するかもしれない)
2. 片面に張り過ぎない(クロスがくるかもしれない)
3. つまり「やや」センターとなる

「やや」というのはレシーバーとクロス方向隅を結んだ線上が、センターよりはスマッシュを打った側に寄っているためだ。


ケース2

クロスレシーブが低くて速いカウンターの可能性ある。それが次の連続写真だ。

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この場合も、攻撃側前衛(青)がクロスカウンターを予期しており、低くて速いカウンターでも落ち着いてネットで叩くことに成功している。今回は前衛・後衛のスイッチは不要。


ケース3

つづいてその発展。断続的スイッチスマッシュ

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奥側(青)が断続的に前衛・後衛をスイッチしているのがわかる。これも防御側が左右に振っても攻撃の手は緩まることがない。ここまでできるようになるには、相方との相性やレベルバランス、そして信頼関係が必要だ。


今回紹介したプレー技術はやや強引とも捕らえかねないため、相方ラケットやボディの衝突もあり危険である。しかしダブルス上級を目指すには必須の技術だ。


後衛選手も前衛が下がることを予期して落ち着いて次のポジショニングに移行したい。決してシャトルに集中しすぎて攻撃を続けてはいけない。相方が下がったなら相方を信じよう。


なお、スイッチが無理の場合は後衛を信じるしかないが、低いクロスカウンターのレシーブは前衛が「絶対抜かせない」という気概は必要。スマッシュが速ければ速いほどカウンターは決まりやすいからだ。


以上。今回はダブルスの前衛・後衛スイッチのパタンを確認した。


なお今回連続写真切り出しに使用した試合は2012年全英オープン男子ダブルス決勝 中国のCai Yun(カイ・ユウ)/Fu Haifeng(フウ・カイフン) VS 韓国のLee Yong Dae(イ・ヨンデ)/Jung Jae Sung(ジュン・ジェサン)だ。こちらも是非みていただきたい。



2012 全英オープン Badminton md final CAI/FU vs JUNG/LEE



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グッドバイ ミスターバックハンド タウフィック・ヒダヤット引退






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今年の自国で開催されるインドネシアオープンを最後に引退を表明していたタウフィック・ヒダヤット(32歳)は、6月12日一回戦の相手であるSai Praneeth(インド)に1-2で敗れ、18年にも及ぶのプロ選手生活に終止符をうった。


今大会、ピーター・ゲードを欠いたバドミントン界の四天王(リン・ダン、リー・チョンウェイ、タウフィック・ヒダヤット)は、綺麗にトーナメントブロックに集まった。まるで引退セレモニーのために神様が仕組んだかのようだった。初戦の相手はリンダン、そして2回戦ではリーチョンウェイとあたる。誰もがその最後の対決を望んでいた。


しかしリンダンはまたしても棄権し対決は実現しなかった。(リンダンは昨年五輪以降、一切の公式戦を棄権しており、いい状態ではなかったのは事実だろうが、やはり二人の間には埋まらない何かがあると思ってしまう。)


ヒダヤットの前に現れたのはランキングも彼よりずっと低い若きインド人プレーヤー、サイ・プラニース(Sai Praneeth)だった。サイを破れば宿敵であり友人でもあるリーチョンウェイとあたる。しかしヒダヤットはその格下相手に敗れた。昨年のピーター・ゲードの引退試合のような華々しさを期待した私も含め多くのヒダヤットファンは、あまりのあっけなさに呆然とした。


かつて多くの人を魅了した天才的なゲームメーカー、繊細なネットプレー、超高速スマッシュ、そしてバックハンド。。。天才であるがゆえにコート上ではやや傲慢な面を持ち、コート外でも暴力行為や女性問題など「問題児」として様々なスキャンダルを抱えていた。その負の面をもってもあまりある魅力をもったスター選手はまさに100年に一人の逸材。その彼の引退はとても寂しい限りである。


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オリンピック2000年大会で敗退し、その4年後アテネで金メダルをとったときのヒダヤットの回想インタビュー

「そう、俺は泣いたんだ。どうして負けたのか信じられなかった。また4年も待たなければならない。俺はすでに頂点にいるんだ。一番なんだ。それなのになぜ負けたんだ。その後の数日間、ずっと思い続けてる。ただの試合のひとつに過ぎない。誰だって勝つし、誰だって負けるんだ。負けた後、リラックスしたいんだ。狂ったようにパーティをし歌を歌い、あの試合を忘れたい。試合も見たくない。毎日外に繰り出し、あの試合を思い出さないようにしたんだ。でもバドミントンをあきらめようと考えたことはないんだ。なぜなら人生の目標はオリンピックなんだから」



Badminton 2006 Asian Games MS Final [対リンダン]



All England 2010 [対ピーターゲード]



2005 Badminton World Championships MS SF [対リーチョンウェイ]



Taufik Hidayat - Natural Badminton



ヒダヤットが最後の試合で使用したラケット ヨネックス アークセーバー11


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◆ ヒダヤットの写真スライドショー

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◆ 強いヒダヤットが帰ってきた 全英オープン2012 リンダン戦の動画


【動画】バドミントン全英オープン2013男子シングルス チェンロンVSリーチョンウェイ





伝統あるバドミントン全英オープン、男子シングルス決勝のカードは、2010年・2011年当大会のチャンピオンのリー・チョンウェイ(Lee CHONG WEI, マレーシア)と、バドミントン王国中国の若きエース若き諶龍(チェン・ロン、CHEN LONG, 中国)。現在世界ランク1位と2位の頂上対決である。


解説については昨日の記事を参照いただくとして、今日はその試合の動画を紹介する。


Finals - MS - Lee Chong Wei vs Chen Long - 2013 Yonex All England




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◇ バドミントン全英オープン2013 男子シングルス 若きエース諶龍がリーチョンウェイを下し優勝

◇ リーチョンウェイVSチェンロンのスコア

バドミントンラケットの握り方・握り替えの必要性について







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バドミントン競技についてグリップ(握り方)が大切だということはいまさら言うまでもない。しかしなぜ大事か説明できるだろうか? バドミントンが難しい理由を説明できるだろうか?


たとえばゴルフと対比してみる。ゴルフでは常に固定されたポジション、グリップで打球可能だ。しかしバドミントンでは対戦相手が人間であり、打球は常に違う速さ、高さ、角度でやってくる。打球ポイントも体の前、横、後ろであろうとすべて返球する必要があり、プレーヤーはさまざまな打点によって、グリップを調整しなければならない。
これが、バドミントン競技を難しくしている最大の要因だろうと考える。


といっても頭で考えてもなかなか理解できない。その場合は、立ったままラケットを握ってみてほしい。そしてグリップしたほうの手を体の周囲(視野の範囲内)に移動させてみよう。その際条件はただ一つ、ラケット面をつくること。鏡や窓ガラスに向かって面ができているか確認しよう。するとどうだろう、思いのほか難しかったはずだ。正面にまっすぐ対峙して、この難易度である。これに体の角度にも自由度が増せば、バドミントン競技がいかに難度が高いかがわかるだろう。


そして、もうひとつ「グリップの握り替え」は絶対必要であることもわかる。先ほどの動作を握り替えなしで行うのは辛いからだ。ぎゅっと握り締めるタイプのグリップ選手はできなかったかもしれない。


これまで標準的なグリップの方法とは何か? この答えに関してなかなかしっくりくる解答がなかったのだが、本日紹介する動画のバドミントンコーチ Lee Jae Bokが教えるグリップ法はとても論理的でわかりやすい。グリップで悩むプレーヤーは一度見てみることをオススメする。


Leeコーチ曰く、グリップの握り方が違うことは洋服のボタンを掛け違いに例えられる。一段掛け間違いは気づきにくく、最後まで掛けたときに足りないことに気づく。掛けなおすためにはすべてのボタンをはずし、一からやり直す必要がある。それと同じでグリップの方法も間違ったまま続けた後、10年、20年後に違うことがわかったとしても、途中で矯正できない。正しいグリップには正しいステップ、ストローク、力のコントロールがありバドミントンを最初からやりなおす必要がある。


それではLeeコーチのグリップ説明動画を紹介したい。なお今回は英語です。



ニュートラルな状態

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まずはニュートラルな状態を覚えよう。つまり構えたときのグリップで、ここからバック、フォアなどに持ち替えられる一番自然な状態のことだ。ニュートラルな状態で大事なことは下記の4点である。

1. リラックスした状態。
2. 人差し指と中指の間を空ける。人差し指第1~2関節の腹でグリップを支える。
3. 親指の腹で人差し指からの受ける力を支える。
4. 人差し指と親指の付け根(V字部分)は、反対の人差し指が入るくらいの空間を作る。


1の理由は、ニュートラルな状態からさまざまな握りかえを可能にするよう力を抜く必要がある。

2、3の理由は親指と人差し指で面の角度を調整するため。

4の理由は、ニュートラルな状態からバックハンド、フォアハンドグリップへの速やかな握り替えを容易にするためである。この部分に空間を作ることで手の中でくるっとグリップ部分を回転させることができるわけだ。(下図) もし空間を作らず握った状態では握り替えは難しい。

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フォアハンドクリアへの握り替え

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ニュートラルな状態から親指を少し離し、速やかに人差し指~小指でグリップを引き寄せるように約10度転がし再び握りこむ。このときV字部分の空間はなくなる。フォアハンドでは腕の内旋回で振るが、その際に親指をサムアップしたままでは旋回を阻害する力が働くため、親指根元にグリップが当たるようにする。人差し指もニュートラル時の第1・2関節腹部分の支えから、第2関節から人差し指付け根へグリップの接触部分がかわる。
こうすることで、フォアハンドクリアに必要な力強い面旋回を可能にするわけだ。

腕の内旋回・外旋回(内回・外回)については 「内旋回と外旋回のおさらい」 を参照。


よくある間違いは、小指と掌に空間をつくり、打球瞬時に強く握りこむ方法。これではシャトルは飛ばない。力の弱い小指、薬指部分の握りこみでは逆に面を跳ね返される。


バックハンドプッシュへの握り替え

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ニュートラルな状態から面を90度回転するよう転がす。親指付け根から先がグリップと一直線に重なる状態となる。こうすることで手首のスナップが使え、手首を支点に瞬間的に親指をひゅっと押すことでコンパクトで強力なプッシュを打つことができる。理想は垂直に近い角度でコートに落とすようなプッシュだ。球速が長いほど決まりにくい。


バックハンドドライブの握り替え

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バックハンドプッシュの握り方は、バックハンドドライブには適さない。バックハンドドライブでは早い握り替えが必要なため、ニュートラル状態に非常に近いことが望ましい。ほぼニュートラル状態でも打つことは可能だが、親指の支えを強く補強し、小さな腕の外旋回でドライブを打つ。決して振りぬいてはいけない。コンパクトかつガットの弾性をいかし弾くような打球がドライブだ。


バックハンドクリア(ハイクリア)・ドライブの握り替え

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ニュートラル状態から親指をグリップ上部(0時の位置)でサムアップするようグリップを転がすよう握りかえる。こうすることで、楽にバックハンドの面を作ることができ、強いドライブを返せる。ハイクリアはドライブより強い親指のグリップが必要で、訓練が必要だ。意識的に振りぬくことで強引に飛ばす人も多いが、しっかりグリップできるようにしたい。またハイクリアが無理でも、浮かない速いドライブを返せれば次につなげることは可能だ。


攻められた場合のバックハンドドライブ、ハイクリア


これが一番の泣き所。この握り替えは、さきほどのハイクリアの握り替え(0時位置)よりさらに転がし、1時位置でサムアップする。こうすることで完全に相手に背中を向けた状態でも面を楽に作ることができる。バックハンドによるクロスカットの場合の場合も同様の握り替えで対応できる。(なお、趙剣華は握り替えの必要性を認めつつ、時には野蛮に握り返しない打球も必要と語っていた)


ひとまず、バドミントンのラケットの持ち方について標準版の必要性提示がそろそろ必要ではないのかと思い、紹介してみた。


以上



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◇ 【目次】バドミントン講習動画

強いヒダヤットが帰ってきた 全英オープン2012 リンダン戦の動画






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歴史あるバドミントン試合である全英オープンが開催中である。途中の様子は当サイトのTwitterでも伝えているので、そちらもご覧ください。


さて、今日は深夜時間に行われたリンダンVSターフィック・ヒダヤットの試合動画を紹介。
久々の強いヒダヤットが帰ってきて、非常にうれしいです。ぜひ見てみてください。


ロンドン五輪にあわせて、ヒダヤットがピーキングしているのでしょうか。1ゲーム目は王者リンダンから力でリードを奪う場面もあり、1ファンとして非常にうれしい限りです。北京五輪王者とアテネ五輪の王者同士が激突する様子を堪能ください。

動画は下記からどうぞ


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◇ グッドバイ ミスターバックハンド タウフィック・ヒダヤット引退

◇ タウフィック・ヒダヤットのスマッシュを捉えた連続画像

◇ 林丹(リンダン)の十八番 ノーテイクバックスマッシュ点殺を捉えた連続写真

シングルスプレーヤー必須の技術その2 ~ ドライブ(プッシュ)で相手のバックを狙う戦術






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今日はシングルスプレーヤーに必須の技術と題して、2つ目 ドライブ(プッシュ)で相手の苦手なバック側を攻める戦術 を紹介する。


ドライブといえば基礎打ちメニューのひとつにもあるとおり、重要な技術である。

ドライブの特徴
・ 地面と平行に、ネットすれすれの高さ。
・ 相手に向ければボディアタック。
・ オープンスペースを狙えば相手を大きく揺さぶれる。

正しいドライブをシングルスで運用できれば相手を思いのままに動かすことができる。

たとえばこの例。

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左利きプレーヤー(奥側)のサービス(奇数ポイント位置)。 サーブは若干浮き気味にレシーバーのバック側に来た場面、レシーバーはシャトルをまっすぐプッシュすることで、相手のバック奥を攻め立て、エースが決まる。 このプッシュコースはサーバーの弱点であるバック奥をつく戦術として非常に有効である。なおサーバーが右利きの場合、偶数ポイント位置となる。


ただし上手な人相手に捨て身のプッシュは禁物だ。あくまで両足で地面をしっかり踏みしめたドライブで着実に相手のバックを狙おう。


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リーチョンウェイ VS リンダン 全英2011年決勝時の一幕 神がかり的なリーチョンウェイの防御能力


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バック奥をプッシュするリンダン。リーの返球は高めにラインアウトと思いきや・・・


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ドライブ合戦 常に体の前で打つドライブだが、間に合わない場合はしゃがむことで頭上から返球可能。
ドライブに付き合いたくない場合は、ネット前に落としたり、ロブで対処したい。


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ドライブの基本は体の前で打ち返す。ペースが速いので大振りスイングはNG。手首のスナップをつかってコンパクトに面を作り、ガットの反発力を生かして打とう。


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基礎打ちではリズミカルにバック・フォア両方練習しよう。




【BWF世界選手権2011記念限定商品】YONEX(ヨネックス)【NANO SPEED 9900LT(ナノスピード9900LT)NS9900LT】 バドミントンラケット


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◇ シングルスプレーヤー必須の技術その1 ~ つなぎのカット

◇ ダブルスで重要な3つの意識 ドライブ/サーブ/攻守の転換

◇ VICTOR公式サイトのレッスン動画


シングルスプレーヤー必須の技術その1 ~ つなぎのカット






今日はシングルスプレーヤーに必須の技術と題して、1つ目 つなぎのカット を紹介する。


バドミントンの試合の試合では万全の体勢で打てるシャトルが飛んでくることは少ない。普段の基礎打ちでは常に高い位置で捕らえる訓練をしていても、試合となれば、そのような絶好球は来ない。試合を組み立てる上でこのつなぎショットは非常に大事で、ぜひフォア・バック両方から繰り出せるようにしておきたい。


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上記の連続画像のとおり、つなぎのカットとはコート奥の隅に打たれたシャトルを肩(もしくは下)の高さで返す打球技術だ。バックステップでシャトルに追いつき、たとえキツイ姿勢でも体をしっかり安定させシャトルをラケットのスイートスポットで切る。 


つなぎのカットの軌道
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上図の軌道のとおり、打点が低いことから球足は長くなり、相手の脅威とはならない。ただし奥を攻められても、打点を犠牲にする分、時間を稼ぐことで相手に次の返球を読ませない利点がある。あのリンダンもこの技を得意としており(特にレフティのフォアカットはドロップ気味になりやすい) 、試合動画でたびたび見ることができる。


つなぎカットを打つ方向はストレート(相手の左前足元)、クロス(相手の右前足元)がある。どちらも均等に配給できるよう練習したい。


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裏をかかれたリンダン、クリアを待っていたチェンホンもまた裏をかかれる


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多少山なりの軌道でオープンスペースに落とせれば相手のチャンスにはならない


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練習メニューとしては、上記の連続写真のようにショートサーブから初め、相手にフォア奥隅へ返球してもらい、つなぎカットを繰り返すのがいいだろう。


ショットの成功率は打点が低い、または体よりバック側に追い込まれた場合、ぐんと下がる。それでも的確につなげるようにしたい。つなぎショットはストレート・クロス、そして時々クリア、平らなスマッシュを交えて、相手に配給を読ませないことは大前提となる。ひとつ覚えにならないよう注意したい。


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バックハンドでのつなぎカット


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フォア奥へのステップ 最後の足はかかとから。つま先も奥を向ける。怪我しないよう滑らかなステップを心がけよう



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◇ Victor台湾公式サイトのレッスン動画

◇ 普段の練習から身につけたい“野蛮”さ

◇ バックステップフォア/バックハンドの打ち方とステップ


世界チャンピオンが送るバドミントンレッスンCM第1弾(サーブの打ち方/汪鑫)・・・FedEx






中国国家バドミントンチームのスポンサーであるFedExが、バドミントン愛好家に送るレッスン動画を紹介する。世界チャンピオンがバドミントンの基礎技術を短い時間ながら内容濃く教えてくれる。


実際、どのようなCMかは下記の動画を再生してご覧ください。



トレーニングに励む世界チャンピオン汪鑫(中国、ワン・シン)。
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そこに一人のFedEx配達人からある小包が届く。
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メッセージカードには 「正確なサーブの方法を教えてください」。
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それに答える形でサーブの基本や注意点を話すワン・シン
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構えの足の角度
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半身(利き腕と逆肩を前)になって顔は相手のほうへ。足は肩幅くらいに広げる。
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打つ前によく相手の呼吸を見る。焦って急いで打ってはだめ
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フォアサーブ時のシャトルの持ち方は鉛筆を持つように
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握り方で重要なのは支点である小指(第1関節より先)と手のひら下部でラケット下、そして人差し指第1関節と第2関節間の指でしっかりホールド。その他の指は添えるだけ。この2点は打球時にラケットが跳ね返されないための基本の形
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グリップの位置は腰と同じ高さ(ここは個性の入る余地はある)
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テイクバック⇒打球⇒フォロースルー の一連の動作が途切れないことが大事。なめらかにそして打つ瞬間は手首のスナップを十分に効かす。この瞬間だけグリップを強く握り締める。
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狙いは4つの隅
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ショートでもロングでも同じ動作から、相手に予測させない
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ナイスショット! 見事FedExの箱にIN
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中国国家チームコーチのリー・ヨンボ(李永波)からもアドバイスが!
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次回は誰が出るか乞うご期待!
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FedEx!
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以上。

Youtubeに字幕を入れる方法がわかったら、今度しっかり翻訳します。


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鮑春来(バオチュンライ)国際試合から引退表明。その後はなんと芸能活動!






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やや旧聞だが、バドミントン界から偉大なる選手がまた一人去っていったことをご存知だろうか? 中国のバドミントン王子、鮑春来(バオチュンライ Bao Chunlai)だ。


今年9月21日、世界バドミントン連盟は公式サイトにて中国選手バオチュンライ(28歳)が世界バドミントン連盟から脱退したことを表明したことを発表した。これは今後の国際試合不出場を意味する。


バオチュンライはリンダンと同じ1983年生まれで、中国では男子シングルスの双子座と評されていた。バオはその身長の高さ、繊細な技術、絶妙なタッチに定評があり、リンダンと並ぶレフティで国内外で数多くのタイトルを獲得してきた。またあまいルックスからバドミントンに興味のない女性ファンも多く獲得し、まさしくバドミントン界の王子様だった。


1999年から中国国家チームに所属し、その翌年には世界ジュニアワールドカップでいきなり優勝を果たし、華々しいスタートを切った。2001年には国際バドミントン連盟主催の大会 デンマークオープンでデビュー、またしても優勝し、世界中に彼の名をとどろかせた。このときまだ18歳。


しかし膝への負担がかかる競技ともあって、故障が絶えなかった。2011年8月のワールドカップでは長年指定席であった中国枠から初めてはずれた。(チームメート杜鵬宇(ドゥベンユー)が出場)


それでもバオはロンドン五輪出場をあきらめていなかった。国内大会には出場を続けてきたものの、先週行われた中国マスターズでは怪我により1回戦の試合前に棄権。その後常州に現れ、コーチ李永波(リーヨンボ)の49歳誕生日に参加した。


多くの現役選手がロンドン五輪を最終目標としてトレーニングするなか、ひっそりと去った王子 バオチュンライ。


バオは「膝の故障で自分の状態をずたずたに壊されたことは、私の最大のミスだ。傷ついた膝で試合にでるのは習慣となっていた。長年私に暖かい応援をくれたファンや友人たちならびにサポーターに感謝したい。今後も努力を続け、自らの夢を追いかけていきたい。」と語った。


ちなみにバオチュンライ、今後は芸能活動やモデルで中国バドミントン界の発展に尽力するようで、雑誌やテレビへの露出が増えている様子。もし当ブログを見ている方でバオファンがいれば下記リンクからモデル写真を多数掲載しているページに飛べます。



リンダン・バオチュンライのエキシビジョンマッチ in USA


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